一庫ダムでPAKAYAK。 知明湖は水位が下がってスロープはいつもよりもだいぶ下だ。いつもより苦労して船に乗り込んだ。のんびり漕いでいるうちになんとなくInsta360 X4の自撮り棒が緩んでいる気がしたのでダム堰の東岸のスロープで一旦上陸して確認したら白テープを巻いた自撮り棒の下端はLeofoto HS-25のネジを目一杯締めても隙間があってグラグラしている(この件については帰宅後自撮り棒を差し込む(内径23ミリの)塩ビチューブをアマゾンで注文)。気を取り直して再び今度は田尻川を北上。塩島パドルで頑張って漕いだらどれくらいの速度になるかやってみた。それといつも速度測定では表示速度が低速と高速の間を行ったり来たりするのはGPSリモコンを手首に巻いているからだと気が付いたのでリモコンを船体のバンジーに取り付けた。結果は7km/h(7.0km/hと8.0km/hの間を行ったり来たり)。PAKAYAK+グリーンランドパドルでも良い速度が出るということがわかってとても満足。帰りは一庫大路次川を北上しながらPaulo Ouellet氏のDancing with the seaにならってダンスしながらゆったり漕いだ。速度は2~3km/hだけどいつまででも漕げる気がした。なにより幸せな気分を味わうことが出来る。
歳をとってからカヤックを始めたひとにBrett氏が贈る言葉。 Your goal should not be able to do the things you want to do now. Your goal should be I want to do the things I want to do now, in ten years. あなたの目指すべき目標は、今あなたがやりたいと思うことが出来るようになることではない。あなたが目指すべき目標は、今やりたいことを、10年後も変わらず楽しめるようにすることだ。
今日は千丈寺湖へ。ダック高野さんに見守ってもらいながらロールを完成させる予定。水中メガネを付けるときにメガネをどこになおすかで一思案。以前もちょっと考えたがせっかくコンタクトレンズを作ったんだからコンタクトを付けていけばメガネの付け外しでゴソゴソしなくてすむし何より水中メガネ着用中でもよく見えるというのが何より魅力だ。あっさり踏み切れなかったのはコンタクトの脱着が久しぶりで怖かったこと。でもYouTubeの助けを借りて装着してみたら案外簡単に装着できた。見え方もまぁまぁ見える。本は50cmほど離さないといけないのと車を運転するときには遠くの細かい表示が見えにくい以外はまずまず使える。 コンタクトを装着して車を運転するのは初めてかも。無事千丈寺湖に到着。テラスに上がって高野さんと会ったらスカーリングですか?と聞くので今日はロールを完成させたいと告げたら、だいぶ自説を述べられたが合意された。それでも実際にノーライトに乗ったら「ロールを始めたら疲れて他のことができなくなるからスカーリングをやりましょう」と。それで再度ロールをさせてほしいと、ケリと付けたいんですと主張したら苦笑されていたが合意。 まずロールしてみたらあっさり成功。3回ほどロールしたあとハイブレイスしたら失敗。それでいったん岸に上がって休憩。2回目のセッションではスイープロール、C to Cのあと立て続けにハイブレイス。7回ハイブレイスをやって最後の3回はhead drop出来たので一応満足。休憩後3回目のセッションでスカーリングで沈没したのでロールで復帰。4回目のセッションはスカーリング。5回目のセッションは左のハイブレイスで失敗したがなんとか持ちこたえた。充実した一日だった。
ロールに関して言えば、
体幹を強く左にローテーション
体幹を強く前屈し頭を水面に近づける
左脇を締めて両肘を水面上に伸ばし
左膝を伸ばして右膝を曲げてヒップローテーション
パドルを右回転しながら水面を掻き
右耳を右肩に付けながら起き上がる
この6ステップを、水の中で6つ数えながらきちんと実行すれば確実にロールは成功する(Bomb-Proof)。 2の体幹前屈のときに頭を水面に近づけよう!と必ず意識すること。 4と5はほぼ同時だが意識の上で4を先にすることが大切。意識の上で5を先にすると必ずといっていいほど4を忘れる(笑)。 脇を締めてhead dropすればC to Cやハイブレイスも確実性が増す。 まぁノーライトというロールしやすいカヤックだからこそ出来たのかもしれないが、今度はPAKAYAKでも確かめてみよう。
追記:若い人や運動神経のいい人はこんな手順は不要で、そういった人たちは流れるようにスムーズに、かつ無意識に動作する。しかし僕のような高齢者や運動神経の悪い人にとっては、行程を小刻みに分割し、各セクションを(詰将棋のように)押さえていくことで課題を達成することができる。ローマ帝国ではないが「分割して統治せよ("Divide and Rule")」。
A: Lie back until your head is as close to the deck as possible (preferably touching). Hold the paddle in the extended position sticking out to the right, gripping the blade with your palms upwards. Begin sweeping the paddle in a 30 -45 degree arc rotating the blade to ensure is skims across the surface. 頭がデッキにできるだけ近づくように(できれば触れるまで)後ろに倒れます。 パドルを伸ばした状態で右側に突き出し、ブレード(パドルの平らな部分)を手で握ります。そのとき、手のひらを上に向けてください。パドルを30~45度の弧を描くように掃くように動かし始め、ブレードを回転させて、水面を軽く滑るようにしてください。
B: Apply pressure with your right knee, and swing your body off the back deck keeping your shoulders flat on the water surface, continue to sweep the paddle back an forth. 右膝で圧力をかけ、後部デッキから体を振ってずらし、肩を水面に平らに保ちながら、パドルを前後に掃き続けます。
C: Continue to swing your body as far as your flexibility will allow it until you are perpendicular to the kayak. continue to sweep the paddle. Using your knee pressure gently allow the kayak to rotate to vertical or further and lift is back up again. Learn to balance the pressure of your knee to achieve the angle of the kayak you want. 柔らかさが許す限り体を振って、カヤックに対して垂直になるまで動かします。パドルを掃き続けます。膝の圧力を優しく使って、カヤックを垂直またはそれ以上に回転させ、再び持ち上げます。膝の圧力を調整するバランスを学んで、希望するカヤックの角度を実現してください。
D: To recover apply greater pressure with your right knee to flatten the kayak and at the same time sweep the paddle aft as you rotate your body towards the back deck. Keep your head in until your left shoulder is on the back deck. Do not sit up until your head is back in the center of the kayak and the paddle is perpendicular to the kayak. try not to sweep the paddle back further than perpendicular. 回復するには、右膝により強い圧力をかけてカヤックを平らにし、同時にパドルを後方(船尾側)に掃きながら、体を後部デッキの方に回転させます。左肩が後部デッキに着くまで頭を内側に保ちます。頭がカヤックの中心に戻り、パドルがカヤックに対して垂直になるまで体を起こさないでください。パドルを垂直よりもさらに後ろに掃かないように注意してください。
説明 「Lie back until your head is as close to the deck as possible (preferably touching)」: 体を後ろに倒し、頭をカヤックのデッキ(おそらく後部デッキ)に近づけます。理想的には頭がデッキに触れるくらいまで倒すということです。これは、重心を低くしてカヤックの安定性を保つための姿勢で、転覆からの復帰やバランス調整に使われます。
「Hold the paddle in the extended position sticking out to the right, gripping the blade with your palms upwards」という文は、カヤックのサイドスカリング(side sculling)という技術を学ぶ際のパドルの持ち方についての説明です。日本語で自然に解釈すると、以下のような意味になります: 「パドルを伸ばした状態で右側に突き出し、ブレード(パドルの平らな部分)を両手で握ります。そのとき、手のひらを上に向けてください。」 具体的なイメージ 「extended position」: パドルを体から伸ばした状態、つまり腕を伸ばしてパドルを横に持つことを指します。
「sticking out to the right」: パドルが体の右側に突き出ている状態です。サイドスカリングでは、パドルを水面に対して横に動かすので、右側に伸ばすのは自然な動作です。
「gripping the blade with your palms upwards」: ブレードを握るとき、手のひらが上を向くようにします。通常、パドルを握る際はシャフト(柄)を持つことが多いですが、ここではブレードを直接握るという表現が使われているようです。ただし、カヤックの文脈では「ブレードを水に入れる準備として、シャフトを握り、手のひらを上にする」と解釈するのが一般的かもしれません。
「Begin sweeping the paddle in a 30 - 45 degree arc rotating the blade to ensure it skims across the surface」という文は、カヤックのサイドスカリングにおけるパドルの動かし方に関する指示です。日本語で自然に解釈すると、以下のようになります: 「パドルを30~45度の弧を描くように掃くように動かし始め、ブレードを回転させて、水面を軽く滑るようにしてください」
具体的な解説 「sweeping the paddle in a 30 - 45 degree arc」: パドルを水面上で動かすとき、単に直線的に動かすのではなく、30度から45度の角度で弧を描くように動かします。これは、カヤックの横にパドルを伸ばした状態から、前後に軽く掃く動作を指します。弧の範囲が30~45度というのは、動きが小さすぎず大きすぎない、適切な範囲を示しています。
「rotating the blade」: パドルのブレード(平らな部分)を動かしながら、少し角度を変える(回転させる)ことを意味します。これによって、水面に対するブレードの向きを調整し、次の動作がスムーズに進むようになります。サイドスカリングでは、ブレードの角度を変えることで水を効率的に捉えたり、抵抗を調整したりします。
「to ensure it skims across the surface」: ブレードが水面を「滑る」ようにすることが目的です。つまり、パドルが深く水に沈み込まず、表面を軽く撫でるような動きを保つということです。これにより、カヤックの安定性を保ちながら微調整が可能になります。
「Apply pressure with your right knee, and swing your body off the back deck keeping your shoulders flat on the water surface, continue to sweep the paddle back and forth」という文は、カヤックのサイドスカリングに関連する動作で、特に体の使い方やバランスの取り方についての指示です。日本語で自然に解釈すると、以下のようになります:「右膝で圧力をかけ、後部デッキから体を振ってずらし、肩を水面に平らに保ちながら、パドルを前後に掃き続けます」
具体的な解説 「Apply pressure with your right knee」: カヤックの中で右膝を使って力を加えます。これは、カヤックの傾きを調整したり、安定性を保つために体を支える動作です。右側にパドルを伸ばしている状況を考えると、右膝で軽く押すことで、カヤックのバランスを微調整していると考えられます。
「swing your body off the back deck」: 「後部デッキ(カヤックの後ろ側の平らな部分)から体を振ってずらす」という意味です。カヤックに座った状態から、体を少し後ろに動かしたり、傾けたりする動作を指します。この動きは、サイドスカリングで水面に近い位置でバランスを取るための準備です。
「keeping your shoulders flat on the water surface」: 肩を水面に平らに保つというのは、体をかなり低く倒して、肩が水面に近づくか触れるくらいの姿勢を維持することです。これは、カヤックが傾いた状態での安定性を保つためや、低い重心を意識した動作を示しています。
「continue to sweep the paddle back and forth」: 先に説明したように、パドルを前後に30~45度の弧を描くように掃き続ける動作です。この動作を止めず、体の動きと連動させて行います。
「Continue to swing your body as far as your flexibility will allow it until you are perpendicular to the kayak. Continue to sweep the paddle. Using your knee pressure gently allow the kayak to rotate to vertical or further and lift it back up again. Learn to balance the pressure of your knee to achieve the angle of the kayak you want.」を日本語で自然に解釈すると、以下のようになります: 「柔らかさが許す限り体を振って、カヤックに対して垂直になるまで動かします。パドルを掃き続けます。膝の圧力を優しく使って、カヤックを垂直またはそれ以上に回転させ、再び持ち上げます。膝の圧力を調整するバランスを学んで、希望するカヤックの角度を実現してください。」
具体的な解説 「Continue to swing your body as far as your flexibility will allow it until you are perpendicular to the kayak」: 体をさらに振って(前の動作の続き)、柔軟性の限界まで動かします。目標は、体がカヤックの長軸に対して垂直(90度)になる姿勢です。つまり、カヤックが横に並んだ状態で、体を横に倒していくイメージです。これはかなり体を傾ける動作で、バランスと柔軟性が求められます。
「Continue to sweep the paddle」: 前述の通り、パドルを30~45度の弧で前後に掃き続ける動作を止めません。このパドルの動きが、カヤックの安定性やコントロールを支えます。
「Using your knee pressure gently allow the kayak to rotate to vertical or further」: 右膝(おそらく前の文脈から)の圧力を優しく調整して、カヤックを回転させます。「垂直(vertical)」とは、カヤックが横に90度傾いた状態を指し、「それ以上(further)」はさらに倒して転覆に近い状態まで行くことも可能ということです。この動作は、膝でカヤックの傾きを微妙にコントロールする技術です。
「and lift it back up again」: カヤックを垂直やそれ以上に傾けた後、再び元の姿勢(水平に近い状態)に持ち上げます。これは膝の圧力と体の動き、パドルのサポートを組み合わせたリカバリー動作です。
「Learn to balance the pressure of your knee to achieve the angle of the kayak you want」: 膝の圧力を調整する感覚を習得することが重要です。どのくらいの力で押すか、どのタイミングで緩めるかで、カヤックの傾き角度を自由に決められるようになります。これがこの練習の最終目標です。
「To recover apply greater pressure with your right knee to flatten the kayak and at the same time sweep the paddle aft as you rotate your body towards the back deck. Keep your head in until your left shoulder is on the back deck. Do not sit up until your head is back in the center of the kayak and the paddle is perpendicular to the kayak. Try not to sweep the paddle back further than perpendicular.」を日本語で自然に解釈すると、以下のようになります: 「回復するには、右膝により強い圧力をかけてカヤックを平らにし、同時にパドルを後方(船尾側)に掃きながら、体を後部デッキの方に回転させます。左肩が後部デッキに着くまで頭を内側に保ちます。頭がカヤックの中心に戻り、パドルがカヤックに対して垂直になるまで体を起こさないでください。パドルを垂直よりもさらに後ろに掃かないように注意してください。」 具体的な解説 「To recover apply greater pressure with your right knee to flatten the kayak」: 「回復する」とは、カヤックが傾いた状態から水平に戻す動作です。右膝に強い圧力を加えることで、カヤックの傾きを修正し、平らにします。前の文脈から、右側に傾いている状況を想定しているようです。
「and at the same time sweep the paddle aft」: パドルを「後方(aft)」つまり船尾側に掃きます。これは、パドルを水面で前後に動かすサイドスカリングの動作を、後ろ方向に重点を置いて行うことを意味します。この動きがカヤックの安定を助けます。
「as you rotate your body towards the back deck」: 体を後部デッキ(カヤックの後ろの平らな部分)に向かって回転させます。これは、肩を水面に近づけた状態から、体を後ろに倒してカヤックに沿うように戻す動作です。
「Keep your head in until your left shoulder is on the back deck」: 「頭を内側に保つ」とは、頭をカヤックの中心側(船体に近い側)に寄せたままにすることです。左肩が後部デッキに触れるまで、この低い姿勢を維持します。これは、重心を低く保ち、転覆を防ぐためのポイントです。
「Do not sit up until your head is back in the center of the kayak and the paddle is perpendicular to the kayak」: 体を起こす(座る)のは、頭がカヤックの中心に戻り、パドルがカヤックの長軸に対して垂直(90度)になるまで待つ必要があります。これは、バランスが完全に回復するタイミングを見極める指示です。
「Try not to sweep the paddle back further than perpendicular」: パドルを後ろに掃くとき、垂直(カヤックに対して90度)の位置を超えてさらに後ろに動かさないように注意します。パドルが垂直を超えると、逆に不安定になる可能性があるためです。
Bomb-proof your roll and build blade awareness by adding Sculling for Support to your next flatwater skills session. Bonus: It also builds edge control and core strength.
とある。で、このBomb-proof your rollという意味がわからないのでGrokに聞いてみたらこんな返事が帰ってきた。
「Bomb-proof your roll」という表現は、カヤックにおけるロール(艇を正位置に戻す技術)を非常に確実で信頼性の高いものにする、という意味です。ここでの「bomb-proof」は直訳すると「爆弾にも耐えられる」となりますが、実際には「どんな状況でも失敗しない」「非常に頑丈で確実」というニュアンスで使われています。つまり、ロールを「bomb-proof」にするとは、どんな困難な状況や乱れた水面でも安定してロールを成功させられるスキルを身につけることを指します。 このレッスンビデオの文脈では、「Sculling for Support」(サポートのためのスカル動作)をフラットウォーター(穏やかな水面)での練習に取り入れることで、ロールの信頼性を高め、パドル操作の感覚(blade awareness)やエッジコントロール、さらには体幹の強さを向上させようとしているわけです。
Dancing with the seaのPaulo Ouellet 氏からのエッジングのやり方のメールが届いたので読んでみたら納得する部分が多かった。それで以前からいつかは、と思っていたがいよいよDancing with the sea Clubにサブスクライブした($199/y)。エッジングの基本的な体の動きについての動画をみて、早速実践したくなり例によってコックピットを自室に持ち込んでやってみたがなかなかむつかしい。右は出来るようになったが左はまだ出来ない。でも面白い。
メールの内容: "If you want to edge, just lift one leg." That’s what most paddlers are taught. And at first, it makes sense—lift one leg, and your kayak tips to the side. But have you ever felt unstable while edging? Or struggled to hold the edge? Or felt tension in your body while doing it? There’s something you need to know… Lifting your leg to edge the kayak is a mistake. Why? Because it creates tension in your body. The more you edge, the more tension you create. The more tension you have, the less control you have. And when you’re stiff, your reactions slow down—making you more likely to capsize. That’s why so many paddlers struggle with balance while edging. It’s not because their kayak is too tippy. It’s because they’re fighting their own body mechanics. The Dance Partner That Felt Like Air One day, during a dance class, my partner couldn’t make it—so I got to dance with the instructor. I was expecting it to be like dancing with anyone else, but instead… it was like her hand wasn’t even attached to anything. I could move her anywhere, and there was no tension. How did she do that? She kept her body aligned and tension free. That's when you can respond instantly... without ever losing your balance. Many paddlers try to force the edge by lifting their leg—creating tension. But the real key to stability is learning how to move without tension, staying balanced and free to adjust. The Right Way to Edge (And Why It Feels Effortless) Instead of lifting your leg, rotate your pelvis. And simply shift your balance over one sit bone. When you do this, everything changes: You unlock a greater range of motion—so you don’t feel like you’re forcing the edge. You stay relaxed and tension-free—so you can adjust instantly to changing conditions. You align your paddle with your core—so it becomes part of your spine. This one shift is why some paddlers sometimes feel like they might capsize… while others feel completely in control. And the best part? It’s the same movement that makes rolling easier—because your entire body is working together, not against itself. This is the kind of subtle shift that makes a massive difference in your paddling.