昨日紹介した伊東さんのストームロール動画(リンク)でわかるようにストームロールのスイープでは手首は順手(※)ないしやや反屈ぎみになっている。
スイープのときに限らずGパの順手ではパドルのブレードは前方斜め45°位に傾いている。
この傾きでパドルを後ろに漕ぐとブレードは沈もうとする。これをDiving Angleという。
逆にブレードを後方斜め45°に傾けて漕ぐとブレードは浮き上がろうとする。これをClimbing Angleという。
ストームロールのスイープでは船を起こさないといけないので理論的にはブレードはClimbing Angleが好ましいが、そのためには手首を思い切り反屈させないといけないだろう。
次回ストームロールの練習をするときに実際に手首がどの角度のときに起き上がりやすいかも検証したいと思う。
(※)一般的に順手というのは鉄棒などで逆手の反対を意味するがここは手関節が屈曲も反屈もしていないニュートラルな状態を指すものとする。
2025/10/26
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