2026年2月24日火曜日

サイブレイスについてGeminiに聞いてみた

質問
「グリーンランドカヤックで右サイドスカリングするときには艇が90度以上こちらに倒れ込まないように下側の足(water leg)で艇を反時計回りに押し上げて艇が45度ぐらいにする必要があります。このときキツめのサイブレイスを使ったほうが良いのか、緩めが良いのか、あるいはサイブレイスなしの方が良いのかが知りたいのです。サイブレイスがないほうが膝の可動範囲が大きいのでより艇を蹴り上げやすいように思うのですが。また一方でサイブレイスがある方が下半身の回転力を艇に伝えやすいようにも思います。どうなんでしょう?」

Geminiの答え

右サイドでのスカリング時の艇の角度制御、非常に鋭い視点ですね。下側の足(ウォーターレッグ、この場合は右足)で艇を押し上げて角度をコントロールするメカニズムについて、おっしゃる通り「可動域」と「力の伝達」という2つの相反する要素が絡んできます。

結論から言うと、グリーンランドカヤックでのスカリングやロールにおいては**「適度なゆとりがある(やや緩め)が、力を入れた時には確実にホールドできるサイブレイス」**が最適解となります。

ご自身の仮説について、物理的な側面から整理してみましょう。

「サイブレイスなし」の落とし穴

膝の可動範囲が広がることで蹴り上げやすくなるというお考えは、身体の使い方の観点からは非常に論理的です。しかし、カヤックの構造上、ここには少し落とし穴があります。

サイブレイス(あるいはそれに代わるデッキ裏の接触点)が全くない場合、右膝を跳ね上げても「空振り」する空間が生まれるだけになってしまいます。膝がカヤックのデッキ裏に当たるまでは力が伝わらず、結果として艇を反時計回りに押し上げるための「テコ」が使えません。また、下半身が艇の中で動きすぎてしまい、肝心な時に腰がシートからずれてバランスを崩す原因にもなります。

「キツめのサイブレイス」のジレンマ

一方で、おっしゃる通りサイブレイスでガッチリとホールドされていれば、下半身の回転力(ヒップスナップや脚の押し上げ)はロスなく即座に艇に伝わります。これはホワイトウォーターカヤックなどでの考え方です。

しかし、グリーンランドスタイル特有の深いレイバック(後傾)や、ストームロールのように体を大きく前傾・捻転させる動作においては、下半身がガッチリ固定されすぎていると、上半身の柔軟な動きを著しく阻害してしまいます。

グリーンランドスタイルの最適解

伝統的なグリーンランドカヤックには、モダンなサイブレイスではなく「マシック(Masik)」と呼ばれるアーチ状の梁がコクピット前方にあります。これが理想的なホールド感の手本です。

普段は足にゆとりがあり、膝を中央に寄せたり伸ばしたりできる自由度を持たせつつ、いざウォーターレッグで艇を押し上げようと膝を開いて上方向に持ち上げた瞬間、ピタッと面で接触して力が伝わる構造になっています。

ですので、**「リラックスしている時は膝が自由に動かせるが、右膝を外側・上方向に押し付けた時にはしっかり力を受け止めてくれる」**状態を目指すのがおすすめです。


さらに質問
「マシックは太腿の当たる部分がアーチ状に凹んでいますよね。内側や外側へは可動制限がありますが太腿を上方に押し上げたときに余裕が生じませんか?」


Geminiの回答

マシックのアーチ形状に着目された点、非常に鋭いです。

結論から申し上げますと、本来の伝統的なグリーンランドカヤックにおいて、マシックと太腿の間に上方への**「余裕(遊び)」はほとんど生じません。**

ここには、ご自身で自作するスキン・オン・フレーム(骨組みに布を張った伝統艇)と、現在お乗りのようなフルカーボン艇をはじめとする現代のプロダクション艇(量産艇)との間の、構造的な設計思想の違いが隠れています。

マシックがどのように機能するのか、そのメカニズムを紐解いてみましょう。

1. 極端に低いデッキ設計

伝統的なグリーンランドカヤックは、乗り手の体格を細かく採寸して作られます。そのため、マシックは脚を伸ばして座った状態で、太腿に軽く触れるか、わずか指1〜2本分程度の隙間しかないほど、極端に低い位置に設定されています。上方への空間自体が最初から存在しないのです。

2. 「逃げ」ではなく「密着」のためのアーチ

マシックがアーチ状に凹んでいるのは、上方へ可動域を逃がすためではなく、**「面でホールドするため」**です。

膝を少し外側に開き、上へ押し当てたとき、太腿の丸み(カーブ)とマシックのアーチが見事に噛み合います。点で当たるサイブレイスとは異なり、太腿全体を包み込むように面で圧力を受け止めるため、痛みが少なく、かつ強力な力の伝達が可能になります。

3. フットブレイスと連動する「ウェッジ(くさび)効果」

マシック単体でホールドしているわけではありません。足裏で前方のフットレスト(またはフレーム)をグッと踏み込むことで、テコの原理で膝が自然と上方へ持ち上がり、マシックのアーチに太腿が「くさび」のようにガッチリとはまり込みます。これにより、必要な時に瞬時に「遊びゼロ」のロック状態を作り出せます。


フルカーボン艇での「上方への余裕」の正体

ご指摘の通り「上方に余裕が生じるのではないか」と感じられるとすれば、それは非常に正しい感覚です。

量産型のグリーンランドスタイル艇(FRPやカーボン製)は、靴のサイズが違う複数の人が乗れるよう、伝統艇よりもコクピット前方(マシックに相当する部分)の高さに少し余裕を持たせて設計されていることがほとんどです。そのため、そのまま乗ると上方にパカパカとした遊び空間が生じてしまいます。

右サイドのスカリングで下側の足(ウォーターレッグ)を使って艇を45度でピタッと止めるためには、この**「上方への遊び」をなくすチューニング**が不可欠になります。遊びが大きいと、蹴り上げた力が空回りしてしまい、艇が90度以上こちらに倒れ込んでくるのを防ぎきれません。


以上です。
うーん、やっぱりウレタンフォームを加工してマシックを作ったほうがいいのかな。工作苦手なんだけど。

2026/2/24




2月24日のサイドスカリング練習


曇りだが風がないので千丈寺湖へ。昨日に続いてサイドスカリング練習。
water legで艇の傾きを戻しつつleading armの肘を引いて肩のラインを水平に。サイブレイスがあると蹴り上げしにくいと感じたので除去(これが正解かどうかはまだわからない)。ところがその次のセッションで沈してしまった。
しばし水上で沈思黙考。
なんとなく閃いたのが体幹前屈。前屈して倒れ込み、倒れ込んだら反屈したらうまくいった。そのあとtrailing armのパドル保持をできるだけ軽くすることを思いついた。こうすればシャフトが沈まないだろう。あとはもっと蹴り上げを意識して艇の傾きを45度以下にすること。

2026/2/24


2026年2月23日月曜日

2月23日のサイドスカリング練習


少し良くなってきているがまだまだ。リーディングアームの位置が悪いのと、あとレッグドライブがあまり効いていない気がする。次回はバスマットサイブレイスを装着してやってみよう。

2026/2/23



2026年2月20日金曜日

坂口さんも千丈寺湖に来訪



先月の新潟の大澤さんに続いて今日は愛知県から坂口さんが千丈寺湖にお出でいただきレッスンしていただきました。
サイドスカリングでは腰と上半身の二段の回旋でしっかり横を向くことが一番大事でその次がリーディングアームの脇を締めてしっかり固定すること、顔ではなく鎖骨のラインの水平を意識すること、そしてwater legを突き上げて艇の角度を45度以下に維持することなどを教わりました。
スタンダードロールではセットのときに左の膝頭におでこをひっつけるつもりで強く前屈すること、沈が始まると同時にwater legを突き上げて艇の回旋を開始すること、沈したら頭が自重で湖底に落ちるので腹筋を使って前屈を維持することなどを教わりました。
大澤さんと同様坂口さんにも今日はたくさん教えていただきました。ありがとうございました!場所を提供していただいた高野先生にも感謝です!

2026/2/20


2026年2月19日木曜日

パドルを持つ手が積極的に浮いてくるには


Geminiへの質問:
 私はグリーンランドカヤックでバランスブレイスを練習していますがパドルを持つ手がどうしても沈んでしまいます。パドルを持つ手が水面に浮いてくるのを待つのではなく積極的に手が水面に近づく方法を考えていたらYouTubeのMasik Rollingさんがそのことについて説明しているところ(21:23から)を見つけました。これについて詳しく教えてもらえますか?

Geminiの返事:

Masik Rollingさんのアドバイスは、バランスブレイスにおいて**「体を長く使うこと」「パドルを持つ手を能動的に動かすこと」**の2点を強調しています。

特に「パドルを持つ手が沈んでしまう」というお悩みに対して、後半の**「Active(能動的)」**という考え方が非常に重要なヒントになります。


① デッキ側の手を「後ろにスライド」させて体を伸ばす

パドルを持つ手が沈む原因の一つは、体が縮こまってカヤックに近い位置に浮いていることです。

  • アドバイスの実践: 後部デッキ(または船体の継ぎ目)を掴んでいる手を、お尻の方(船尾方向)へズリズリとスライドさせてみてください。

  • 効果: 手が後ろに行くと、背骨が伸び、重心が下がり、カヤックが安定します。結果として、パドル側の肩も水面に出やすくなります。

② パドル側の手は「待つ」のではなく「空へ伸ばす」

「手が浮いてくるのを待つ」と、どうしても筋肉が緩んだり、肩が内側に入って沈んでしまいがちです。

  • アドバイスの実践: パドルを持っている手を、水面でただ漂わせるのではなく、「空(上空)に向かって突き上げる」、あるいは**「胸を空に向かって大きく開く」**ように意識してみてください。

  • 効果: パドルを持っている側の肩甲骨を背骨に寄せるようにして胸を開くと、**両肩が水面に対してフラット(平ら)**になります。これが「Active(能動的)」な修正です。肩が平らになれば、自然と手とパドルは水面に留まります。

まとめると:

沈んでしまう手を浮かせるには、ただ待つのではなく、「デッキ側の手を足元の方へスライドさせて体を縦に伸ばし」、**「パドル側の手(または胸)を積極的に空へ向かって開く」**ようにしてみてください。


2026/2/19


2026年2月17日火曜日

初めての左スタンダードロール

 



千丈寺湖。着いてみたら強風。あらー。まぁ短時間でもやってみよう。風に煽られながらカヤックを岸辺にセット。少し白波が立っている。北風。まずは岸辺で乗り込んで、バスマットありと無しでレッグドライブのしやすさを比べたらなしのほうがしやすかったので今日はなしで。FLMの三脚にInsta360 X4をセット。
サイドスカリングは右も左もあまりうまくいかなかったが左右ともスタンダードロールでリカバーできた。30分しかやらなかったけど今日はこれでおしまい。再び風に煽られながらカヤックを車の屋根に積み込んで、ふと見たらスターンのキールに直径1cmほどの塗装剥がれが数カ所。ガーン。やってしまった。いつやったかわからないけど。とりあえず帰宅後Geminiに相談してタッチアップペンとキールイージーをネット注文した。
それと去年の11月11日に湖底に沈んだマリンシューズの左が波打ち際に沈んでいるのを発見。きれいに洗って持って帰った。いつか見つかるんじゃないかとは思っていたのだが本当に見つかるとは。
追記:スカリングに意識が行き過ぎているのかも。次回はスカリングせずにヒップローテーションだけで上がる練習をしてみよう。

参考動画↓



2026/2/17




2026年2月13日金曜日

今日もサイドスカリング練習


千丈寺湖。今日は水際より少し離れた場所にFLMの三脚を立ててInsta360 X4で撮影してみた。X4は360度で撮れるので画角から外れる心配がない。ただし広角なので後で編集するときに画像が荒れることも考えて8Kで撮影。
右のサイドスカリングのあと左サイドスカリングを4回。シャフトが沈む癖は改善しつつあるがスカリングが汚い。もっと滑らかに大きくスカリングしたい。背もたれスポンジはダメだ。外したら顔が浮きやすくなった。
帰宅後編集してみたが画像がひどい。Topaz Videoをインストールして調整したらノイズはましになったが思ったほど解像しなかった。解約しようと思う。それよりやはりInsta360 Ace Pro2で撮影したほうが綺麗だ。画角から外れるけど。

2026/2/13