2026年8月9日日曜日

骨折についてChatGPTに相談


橈骨遠位端骨折してしまいました。手術(プレート固定)を受けました。骨どうしがひっついてほぼもとの強度に戻るにはどれくらい日にちがかかるでしょうか?

大変でしたね。橈骨遠位端骨折でプレート固定を受けた場合、「骨がくっつく時期」と「元の強度に近づく時期」は少し違うと考えると分かりやすいです。

おおよその目安

  • 4~6週間:骨癒合がかなり進んでくる時期
  • 6~8週間:日常生活で使える程度の強度になってくることが多い
  • 3か月前後:骨としてかなりしっかりしてくる
  • 6か月~1年:骨のリモデリングが進み、強度・機能がさらに元に近づいていく

日本整形外傷学会も、橈骨遠位端骨折のプレート固定後は、日常生活動作は比較的早期(約1~2週間)から可能になる一方、重労働やスポーツへの復帰は約2か月以降が一般的としています。

ただし、これは「プレートが骨を支えてくれるから動かせる」という意味で、骨折部そのものが2週間で元の強度になったわけではありません。プレート・スクリューによる機械的な固定と、骨自身の癒合が並行して進んでいます。

特にご質問の

「骨どうしがひっついて、ほぼ元の強度に戻る」

という意味なら、私は大まかに 3~6か月くらいを一つの目安として考えるのがよいと思います。ただし、骨折の程度、年齢、骨粗鬆症の有無、喫煙、骨折が関節面まで及んでいるかなどでかなり変わります。機能的な完全回復には3~5か月程度かかることもあります。

また、X線で「骨がついた」と言われた時点=骨が完全に元の強度になった時点ではありません。骨癒合後もしばらく骨の再構築(リモデリング)が続きます。

もしよければ、**「手術から何日目(何週目)か」**を教えてください。
その時点なら「今は骨の中でどんなことが起きている時期なのか」「どの程度の力なら大丈夫そうなのか」を、橈骨遠位端骨折に絞ってもう少し具体的に説明できます。

骨折は今年の7月20日で手術はその翌日の7月21日です。

ありがとうございます。7月20日に骨折、7月21日にプレート固定なら、**今日8月9日は手術から19日目(約2週間半)**ですね。

この時期ですと、かなり大ざっぱに言えば、

  • 現在(術後約3週):まだ骨折部は十分には固まっていません。骨をつなぐ「仮骨」が形成され始めている段階です。
  • 術後4~6週(8月中旬~下旬):骨癒合がさらに進み、X線でも癒合の進行が確認されてくる時期。
  • 術後8~12週(9月中旬~10月中旬):骨としてかなり安定してくる時期。
  • 術後3~6か月(10月~翌1月頃):骨の強度がかなり回復し、その後もリモデリングによって徐々に本来の骨に近づいていきます。

ですから、「骨折前とほぼ同じ強度になってほしい」という意味なら、少なくとも3か月、より慎重に考えるなら6か月程度を見ておくのがよいと思います。

ただし、ここで重要なのは、プレート固定の場合は「骨が完全にくっつくまで手首を動かしてはいけない」というわけではないことです。むしろ手術でしっかり固定できていれば、主治医の許可の範囲で早期から手指・手首を動かして、関節が硬くなるのを防ぐことが重要です。

一方で、「動かせる」ことと「強い荷重をかけてもよい」ことは全く別です。例えば転倒して手をついたり、重い物を持ったり、強く手首をひねったりするのは、まだ避けるべき時期です。

もし今、「カヤックはいつ頃から再開できるか」ということも気になっておられるのでしたら、それについては今回の骨折・プレート固定の日程を前提に、「パドルを握る」「普通に漕ぐ」「ロールをする」それぞれ何週くらいからを目安にするかまで具体的に考えてみましょう。

お願いします。

はい。カヤック、とくにロールまで考えると、単に「骨がついたか」だけでなく、手首に瞬間的にかかる力やひねりを考える必要があります。

今回の経過を基準にすると、7月21日手術なので次のように考えるのが現実的です。

時期カヤックについての目安
~8月中旬(術後3~4週)原則としてまだ水上練習は避ける
8月下旬~9月上旬(5~6週)X線で順調な骨癒合を確認できれば、医師と相談して軽いパドリングを検討
9月中旬~10月(8~12週)軽い通常パドリングへの復帰を検討できる時期
10月以降(3か月~)骨癒合が十分で、手首の可動域・握力も回復していれば、徐々にロールなどへ
4~6か月強い負荷のかかるロール、荒れた水面での練習などを含め、かなり本格的な復帰を目指せる時期

ただ、あなたの場合は「ロール」が問題です。

これまで練習されていたグリーンランドロールやストームロールでは、単にパドルを握っているだけでなく、

  • パドルを強く押したり引いたりする
  • 手首を回旋させる
  • 手首に予想外の力がかかる
  • 起き上がる瞬間にパドルに体重が乗る
  • 失敗して水中で反射的にパドルを強く押す

といったことが起こります。

特に**「ロールに失敗して手をつく」「パドルに体重が乗る」**のが怖いところです。術後かなり早い時期にロール練習をすると、骨そのものだけでなく、プレートやスクリューにも大きな力がかかります。

私ならこう考えます

9月までは「骨を治す期間」と割り切るのが安全だと思います。

そして診察時に、

「カヤックをしていて、ロール練習もします。いつからパドルを強く押してもよいでしょうか?」

と主治医に具体的に聞いてください。

「カヤックをしていいですか?」だけでは、医師が想定する負荷と、あなたが実際に行うロールの負荷が違う可能性があります。

そして、術後6~8週のX線で骨癒合が順調なら、まず普通のパドリング → その後ロールという段階を踏むのがよいと思います。

なお、プレート固定をしたからといって、プレートが骨折部を永久的に補強してくれるわけではありません。最終的には骨自身が荷重を担えるようになることが重要です。

もしよければ次に、あなたがこれまで練習していた**「グリーンランドロール」「ストームロール」「リバーススイープロール」について、手首にかかる負荷を比較して、どれから復帰するのが安全そうか**を具体的に整理できます。

はい。お願いします。

はい。これまで伺っていた練習内容を踏まえると、復帰順序はかなり慎重に考えたほうがよいと思います。

ただし、これは「プレート固定後の一般的な考え方」で、実際の開始時期は次回のX線と主治医の許可を優先してください。

手首への負担を考えた復帰順

① まず普通のパドリング

最初に目指すのはこれです。

  • 軽い力でパドルを握る
  • 強くブレードを水に押し込まない
  • 手首を大きくひねらない
  • 短時間から始める

術後6~8週くらいで骨癒合が順調なら、まずこの段階を検討します。

② 軽いスイープなど

普通のパドリングに問題がなく、握力・手首の可動域が戻ってきたら、徐々にスイープなどへ。

ただし、「パドルを手で動かす」のではなく、体幹の回転でパドルを動かすことを意識すると、手首への負担を減らせます。

③ グリーンランドロール

ここからは慎重にしたいです。

これまで練習されていたグリーンランド系のロールは、うまくできればパドルに大きな力をかけずに体幹・股関節を使えます。しかし、失敗したときにパドルを強く押して起きようとすると、手首にかなりの負荷が集中する可能性があります。

したがって、最初は

「ロールを成功させる」

よりも、

「パドルに体重をかけずにロールする」

ことを目標にしたほうがいいと思います。

④ ストームロール

これはさらに後にしたいです。

以前お話ししたように、ストームロールでは艇の回転と体幹・股関節の動きが非常に重要ですが、起き上がりのタイミングでパドルに力をかける癖があると、手首への負荷が一気に増えます。

特に今まで練習されていた、

「パドルの角度を保ったまま艇を回して起きる」

タイプの動作は、うまくいけば手で引っ張らなくても起きられますが、失敗すると「もう一度パドルで支えよう」としてしまいます。

⑤ リバーススイープロール

これは私は一番最後に回したいです。

以前練習されていた、パドルを船尾方向から回してくるリバーススイープでは、パドルの回転と体幹の回旋が大きく、さらに起き上がりで手首に予想外の力が入る可能性があります。

したがって、

通常パドリング → 軽いスイープ → ロール練習 → グリーンランドロール → ストームロール → リバーススイープロール

という具合に、段階を踏むのが無難だと思います。


そして、今回いちばん大事なこと

現在は術後19日です。

この段階では、私は「いつロールを再開するか」より、

「できるだけ良い状態で骨を癒合させる」

ことを優先します。

特にカヤックでは、予定していない転倒が怖いです。普通に漕いでいるだけなら問題なくても、バランスを崩した瞬間に手をついたり、パドルを強く握ったりすることがあります。

ですから、仮に8~10週でX線上の骨癒合が良好でも、いきなりロール練習に戻るのではなく、まず普通のパドリングからがよいでしょう。

また、プレート固定後は手首の可動域や握力がかなり重要です。骨がついていても、手首が十分に曲がらない・握力が戻っていない状態でロールを始めると、無理な代償動作が出やすくなります。

もし差し支えなければ、次に**「右手・左手のどちらを骨折したか」と「今、手首をどのくらい動かせるか(手のひらを上・下に向ける、手首を曲げる・反らす)」を教えてください。
それが分かると、カヤック復帰を
8週、10週、12週の3段階**に分けて、かなり具体的なリハビリ計画にできます。

左です。可動域はかなり改善が良好で、多少痛みはありますが前屈、背屈、回旋いずれも90°近い動きが出来ています。

それなら、手首の動きそのものはかなり良好な経過だと思います。術後19日で前屈・背屈・回旋がそれぞれかなり動くのは、リハビリ上は好材料です。

ただし、ここで一つ重要なのは、

「よく動く」≠「骨が十分強い」

ということです。今はプレートが骨折部を支えている割合が大きく、骨そのものはまだ治癒途中です。

カヤック復帰について、私ならこうします

術後6週(9月1日ごろ)までは、水上でのカヤックは我慢。

その間は、主治医・理学療法士の指示の範囲で、

  • 手首の可動域維持
  • 前腕の回内・回外
  • 指の運動
  • 肘・肩の運動
  • 痛みが出ない範囲での握力回復

を進めます。

そして6週時点のX線で骨癒合が順調なら、まず「普通に漕ぐ」ことから

6~8週

カヤックに乗れる許可が出た場合でも、

ロールなし・静水・短時間・弱いパドリング

から始めるのがよいでしょう。

左手ですから、パドルを持ったときの左右の役割を意識して、左手で強く押したり引いたりしないようにします。

8~10週

普通のパドリングで痛み・腫れが出ず、握力も戻ってきたら、

軽いスイープ → 徐々に通常パドリング

へ。

ここでも「パドルを腕で振る」のではなく、以前練習されていたように体幹・股関節の回転を使うのがよいと思います。

10~12週

ここが一つの大きな目標です。

X線で十分な骨癒合が確認され、手首の可動域・握力も戻っていれば、まずは失敗しても手首に大きな力がかからないロール練習から再開。

そして私は、

グリーンランドロール → ストームロール → リバーススイープロール

の順をお勧めします。

特に以前練習されていたリバーススイープロールは、最後に回したほうがよいでしょう。


ただ、今回かなり気になるのは「90°近く動く」という点です

これは非常に良いことなのですが、術後3週で痛みを我慢して無理に90°まで動かす必要はありません。

骨折部の治癒を邪魔しない範囲で、主治医・理学療法士から指示された運動を行ってください。


ということで今後のスケジュールは

  • 9月に入ったら軽いパドリング(短時間の弱いパドリング)
  • 9月後半から徐々に通常のパドリング
  • 10月に入ったら用心しながらスタンダードロール
  • ストームロールやるなら早くとも年明けだが安全策をとるなら2月

という感じ。2月にプレート除去手術をするかもしれないし、
うーん、先は長いなぁ。

2026/8/9

2026年7月23日木曜日

7月20日のロール練習と骨折のお知らせ

 


7月20日の千丈寺湖。
相変わらず後頭パドルリバーススイープロールの練習。ChatGPTのアドバイスで半フロートでの起き上がりを重点的にやってみたがダメ。動画の前半は船尾にセットしたInsta360 X4で撮ったもので動画の後半は陸からカメラで撮ったもの。

練習終了後カヤックを岸辺に引き上げようとして苔でヌメった岩場で足をすべらせて前のめりに転倒。右手はトグルを掴んでいるので左手で身体を支えたがその時にグキっと。猛烈な痛みで倒れたまましばらく動けなかった。
結果は左橈骨遠位端骨折。7月21日に手術をして7月22日に退院。今も左手はパンパンに腫れてるけど痛みをこらえながらリハビリをしています。カヤック復帰は一ヶ月ほど先になると思うので動画の更新はしばらくお休みします。なにか思いついたことがあったらブログの記事は更新します。

2026/7/23


2026年7月19日日曜日

ChatGPTとの対話

【ChatGPTへの質問】
 reverse sweep roll with paddle behind the headの練習をしていますが最後の起き上がりがどうしても出来ません。このシェリーさんの動画を見るとパドルを漕ぎ下ろしてはおらず体幹のひねりだけで艇を復元させているように見えます。どう思われますか?


動画を拝見しました。

私も何度か繰り返して最後の起き上がりを見ましたが、シェリーさんはパドルを強く漕ぎ下ろして艇を起こしているようには見えません。 むしろ、

  • パドルはほぼ水面に沿って浮力を受けているだけ
  • ブレード角は大きく変えず、水を押し下げる動作はほとんどない
  • 最後は胸郭と骨盤のひねり(体幹のアンワインド)と右膝(または起き上がり側の膝)のニーアクションで艇が回っている

という印象です。

これはReverse Sweep Roll with Paddle Behind the Headの特徴でもあります。

起き上がりで実際に起きていること

最後の局面では

  1. パドルは「支点」ではなく「浮いているガイド」
  2. 上半身はまだかなり水面に寝ている
  3. 先にカヤックだけが回転する
  4. 最後に体が艇の上に乗ってくる

という順番です。

つまり

体を起こして艇を起こす

ではなく

艇を起こしてから体が付いてくる

になっています。


なぜパドルを漕ぎ下ろさなくても起きられるのか

グリーンランドロールでは

パドルフロートやブレードの浮力は沈まないようにする程度で十分です。

そこへ

  • 骨盤の回転
  • 脊柱の回旋
  • 胸を開く動き
  • 起き上がり側のニーリフト

が加わると、艇だけが回転します。

動画でもまさにこの動きです。


あなたが最後だけ失敗する理由として考えられること

これまでのお話から推測すると、一番可能性が高いのは

最後に上半身を起こそうとしてしまうことです。

すると

  • 頭が早く上がる
  • 肩が上がる
  • パドルに体重が掛かる
  • しかしパドルは押し下げていないので支えられない
  • そのまま沈む

という流れになります。


私なら次のように練習します

パドルフロートを付けたまま、

「起き上がらない練習」

をします。

つまり

  • パドルは首の後ろ
  • 顔は最後まで水面近く
  • 胸も水面につけたまま
  • 艇だけを90°→180°まで起こす

ことだけを目標にします。

体を起こすことは考えません。

これができるようになると、最後は自然に頭が付いてきます。


実は以前お送りいただいた「首の後ろにパドルを通し、パドルフロートで補助するイラスト」は、この感覚を身につける練習としてとても理にかなっています。あの練習では、パドルで漕ぎ下ろす代わりに体幹のひねりとニーアクションだけで艇を返す感覚を養えるからです。

ひとつお聞きしたいのですが、失敗するときは

  • ① 艇が90°くらいまでは起きるが、そこから戻ってしまうのでしょうか?
  • それとも
  • ② 最後まで艇がほとんど回転せず、水中に残ってしまうのでしょうか?

この違いで、原因が「ニーアクション」なのか「頭の位置」なのか、かなり絞り込めます。

【僕の起き上がり失敗動画を貼り付けて以下をChatGPTに質問した】
これが私の動作です。評価をお願いします。

動画を拝見しました。水中映像なので細かな膝の動きまでは判断できませんが、最後の起き上がりが止まる原因はかなり見えてきました。

私が感じたポイントは次の3つです。

良い点

  • パドルはほとんど漕ぎ下ろしていません。 これはシェリーさんの動きに近く、無理に水を押していないのは良いです。
  • 頭も比較的低く保てています。 「頭を上げてしまって失敗する」タイプではありません。
  • パドルが首の後ろにある姿勢も安定しています。

つまり、基本姿勢はかなりできています。

気になった点

一番気になったのは、艇の回転よりも体が先に回ろうとしていることです。

シェリーさんの動画では、

  • 上半身は最後まで水面にべったり寝ている。
  • その間に艇だけが先に立ち上がる。
  • 艇がほぼ起きてから、自然に体が艇の真上へ移る。

という順番です。

一方、あなたの動画では、最後の局面で体幹の回旋が少し早く終わってしまい、艇を最後まで回し切るだけの骨盤の回転が不足しているように見えます。そのため、艇が途中で止まり、あと少しで復元というところで失速しています。

私なら意識すること

今のフォームを大きく変える必要はなく、最後の数十度だけ意識を変えてみます。

  • 「体を起こす」のではなく、「起き上がり側の膝で艇をもう一段階だけ回す」。
  • 胸と頬は最後まで水面につけるつもりでいる。
  • 「顔を空に向ける」のではなく、「胸を空に向ける」と考える。

このロールでは、パドルは艇が回り切るまで水面に浮いているだけという感覚の方がうまくいくことが多いです。

あと一つ気になったこと

動画では体幹のひねりが一気に終わっているようにも見えました。

シェリーさんは最後まで少しずつひねりを解放しており、その「最後のひとひねり」が艇を直立まで持っていっています。あなたはそのひねりが途中で尽きてしまい、最後の押しが足りない印象です。


全体としては、「パドルで起きようとして失敗している」のではなく、あと10〜20°ぶんの艇の回転を骨盤とニーアクションで与え切れていないように見えます。フォームそのものはかなり良く、シェリーさんの動きに近いので、改善点は比較的小さいと思います。

もしよろしければ、この動画とシェリーさんの動画を同じコマ位置で並べて比較し、「ここで何が違うのか」を図解してご説明することもできます。そうすると違いがかなり分かりやすくなると思います。

はい、お願いします。

もちろんです。

2本の動画を見比べて、私が一番違いを感じたところを、ロールの進行順に説明します。

① セット
──────────────────────

シェリーさん      ◎
あなた            ◎

この段階はほぼ同じです。
パドルは首の後ろにあり、頭も低く保てています。

② スイープ中
──────────────────────

シェリーさん

    体────────────
      \
       \__艇

あなた

    体──────────
      \
       \_艇

ここも大きな違いはありません。

パドルで水を押しているようには見えず、浮力を利用しているだけです。


③ 艇が45~60°起きるところ
──────────────────────

シェリーさん

  体──────────
      (まだ水面)
    \
     \
      艇↑↑

あなた

   体──────
    ↗ 少し起き始める
     \
      艇↑

ここから違いが出始めます。

シェリーさんは、まだ体を起こしません。

艇だけがどんどん回転しています。

一方、あなたは少し体が艇についていこうとしています。


④ 最後の20°
──────────────────────

シェリーさん

胸 =======水面

艇だけが
  グッ
   ↑
  最後まで回る


あなた

胸
 \

艇
 ↑
途中で止まる

ここが最大の違いです。

シェリーさんは

「胸を水面につけたまま」

最後まで艇だけを回しています。

あなたは、

艇がまだ十分起きていないうちに胸が少し浮こうとしている

ように見えます。

頭は十分低いのですが、

胸が少し早く上がっています。


私が一番気になった点

以前あなたが送ってくださった

「パドルフロートを首の後ろにつけて艇だけ起こす練習」

を覚えています。

実はあの練習は、

最後の20°だけを練習している

と言ってもいいくらいです。

つまり

「胸は水面」

「艇だけをニーアクションで起こす」

という感覚を覚えるための練習です。

あなたの動画を見る限り、

その練習で目指していた動きが、本番ではまだ少し途切れている

ように感じました。


もう一つ気づいたこと

シェリーさんは体幹をひねるというより、

骨盤が最後まで回り続けています。

この違いは意外に大きいです。

イメージすると

胸   固定
 ↓↓↓

骨盤だけ
  クルッ

という感じです。

あなたは

胸も骨盤も
一緒に回る

ように見えます。

このため、骨盤だけで艇を最後まで押し切る時間が短くなっています。


私からの提案

私は、あなたはReverse Sweep Rollの成功まであと一歩の段階にいると思います。

そこで、次回は「ロールを成功させる」ことではなく、**最後の20°だけを反復する練習**をしてみることをおすすめします。

  • パドルフロートを付ける
  • 首の後ろにパドルを置く
  • 胸と頬を水面につけたままにする
  • 艇だけを直立まで回す
  • 体は最後に勝手についてくるくらいのつもりで行う。

この感覚が身につくと、シェリーさんのような「パドルを漕ぎ下ろさず、体幹と骨盤の動きだけで起き上がる」動作にさらに近づけると思います。

なお、水中動画だけでは膝や骨盤の細かな動きは判別しきれません。もし可能であれば、真横から撮影した水面上の動画(全身と艇が映る角度)があると、ニーアクションや骨盤の回転まで含めて、さらに具体的に比較・評価できます。

【肩はまだ回さず腰だけまずしっかり回すという理解で良いでしょうか?】

はい、その理解でほぼ合っています。ただし、「肩を止める」というより肩は腰より遅れてついてくるというイメージが正確だと思います。

あなたの動画を見ていて感じたのは、最後の局面で腰と肩がほぼ一緒に回り始めているように見えることです。

理想的には次のような順番です。

  1. 骨盤(腰)が回り始める。
    • 起き上がり側の膝で艇を起こす。
    • 骨盤が艇と一緒に回る。
  2. 肩と胸はまだ水面に寝たまま。
    • パドルは首の後ろで、水面に軽く支えられているだけ。
    • 「胸を水面に貼り付ける」くらいの意識です。
  3. 艇がほぼ起きてから、肩・胸・頭が自然についてくる。

この順番になると、腰の回転力がそのまま艇を最後まで押し切ることができます。


イメージすると

あなたの現在の動きは、

腰 ↺
肩 ↺
(ほぼ同時)

になっているように見えます。

目標は、

腰 ↺↺↺
肩   ↺

です。

この「時間差」があると、艇が先に起き、最後に上半身が乗ってくるという、シェリーさんの動きに近づきます。


練習中の合言葉

あなたには次の一言が合っているように思います。

「肩はまだ寝ていていい。腰だけで艇を起こす。」

あるいは、

「胸は水面、艇だけ起こす。」

これくらい極端に意識した方が、実際の動きはちょうど良くなることが多いです。


一つだけ付け加えると、肩を完全に固定する必要はありません。人間の体は骨盤と胸郭が連動するので、肩も多少は一緒に動きます。大切なのは「肩を起こそうとしない」ことであり、腰の回転が主役、肩は結果としてついてくるという順番です。

実は、あなたが以前取り組まれていたパドルフロートを首の後ろに当てて、体幹だけで艇を起こす練習は、この「腰が先・肩が後」の感覚を身につけるのにとても適したドリルだと感じました。ここまで動画を見た印象では、成功まであと一歩で、その「最後の時間差」が鍵になっているように思います。

【パドルが船尾に平行な状態から水面上を反時計回りに回転させて艇と直角の位置まで回しますが、その回転と同期して腰も反時計回りに90度回すという理解で良いでしょうか?】

はい、その理解はかなり本質を捉えています。ただし、一つだけ修正すると、**「同期」ではなく「腰がわずかに先行する」**と考える方が、シェリーさんの動きに近いと思います。

つまり、イメージとしては

パドル
   \
    \
     \
      →(反時計回り)

腰
 ↺↺↺↺

肩
   ↺↺

という感じです。

なぜ腰が少し先なのか

パドルを船尾方向から艇と直角まで約90°回すのは、主に水面との接点を保つためのスイープです。

一方、艇を起こす力を生み出すのは、

  • 起き上がり側の膝
  • 骨盤の回転(ヒップスナップというより骨盤の回旋)

です。

もしパドルと腰が完全に同じタイミングで動くと、腰の回転が途中で終わってしまい、最後の10~20°で艇を押し切る力が足りなくなることがあります。

シェリーさんの動画では、パドルがほぼ艇と直角になったあとも、骨盤はまだ回り続けているように見えました。

あなたの場合

あなたの動画では、

  • パドルのスイープは十分できています。
  • しかし、パドルが直角付近に来た時点で、腰の回転もほぼ終わっているように見えました。

そのため、艇があと少しのところで止まってしまう印象を受けました。

私なら次のように意識します

「パドルを90°回す」のではなく、

「パドルが90°に達した瞬間から、さらに腰だけをもうひとひねりする」

という感覚です。

これは以前お話しした「胸は水面に残したまま、艇だけを起こす」という意識とも一致します。


もし私があなたに現場で一つだけ声を掛けるなら、

「パドルは終わっても、腰はまだ終わらない。」

と言うと思います。

この「最後のひとひねり」が加わると、現在あと少しで止まっている艇が、直立まで回り切る可能性が高いと感じました。


2026/7/19

次の一手

 

このラフなスケッチに「グリーンランドカヤックロール練習をしています。この絵はパドルの一端を後頸部にあてがい、他端のパドルフロートの浮力の助けを借りて艇を起こそうとしている図です。図に書いてある「背中」というのはモデルが向こうを向いていることを示しています。これをイラストにしていただけますか?」という文章を付けてChatGPTに投げ掛けたら下の図を描いてくれた。


CopilotとGeminiにも描いてもらったがChatGPTが一番上手く描けていた。

ま、それはともかく後頭部パドルリバーススイープロールの攻略である。
昨日の自主練でパドルの方向を艇に直角にすることとレッグドライブでわずかに光が見えてきた。しかしまだまだ道のりは遠い。
さてどうしたものか。

動画を見返してみるとパドルの他端が沈んでいる。右手はその他端を持って漕ぎ下げようとしている。その時に右肩に痛みが走る。
まず、他端が沈んでいると漕ぎ下げしても艇の復元の効果が小さいし、それでも漕ぎ下げようと力が入るので右肩に負担が掛かる。
他端にパドルフロートを付けて浮かせれば漕ぎ下げの効果が大きくなるだろう。ただしこのときに肩関節を挙上すると脱臼の恐れがある。肩から上腕を下げ、脇を締め気味に、肘を曲げて漕ぎ下げる。
それとどちらかというと右手の漕ぎ下げはできるだけ少なくし、レッグドライブだけで起き上がるような意識を持つこと。これはストームロール習得の最終局面でパドルの漕ぎ下げに頼らずレッグドライブだけで艇を復元させること、パドルを漕ぎ下げではなく不動の支点として用いるという意識(リンク)が成功につながったのと実は同じかもしれない。

2026/7/19


2026年7月18日土曜日

一歩前進?

 



昨日の考察で明らかになったことを検証してみたくてたまらない。疲れが残った今日行くか、明日に持ち越すか。夕べREEDのチュイリックの手首の所を切り落として肘までの長さにした。今日はそれを着てロール練習することにした。

千丈寺湖。
パドルを艇に直角に出して後頭部リバーススイープロールにチャレンジ。
以前の箸にも棒にもかからない状態から一歩前進したが成功には程遠い。

今日の撮影は前方にInsta360 Ace Pro2、後方にInsta360 X4をセットして両方で撮影したが後頭パドルリバーススイープロールの水中でのパドルや頭の動きは後方からの撮影のほうがわかりやすかったので前方からの撮影はすべて削除した。その時気が付いたのだがInsta360 X4では水平維持できているのにInsta360 Ace Pro2では出来ていなかった。それでChatGPTに聞いてみたら8K30や4K60やMEGAでは水平維持撮影が出来ないとのこと。それでMEGAを360度水平維持に変更して8K30を4K30に変更。さらに動画のスムーズさを優先するためにHDRをやめた。

00:00 チェストスカリング
00:13 パドルを額に近づけてチェストスカリング
00:29 リバーススイープロール
00:47 後頭パドルチェストスカリング→失敗
01:11 後頭パドルリバーススイープロール→失敗
01:40 バックデッキロール
02:01 バックデッキロール
02:18 後頭パドルリバーススイープロール
02:35 レッグドライブを意識したチェストスカリング
02:51 レッグドライブを意識したチェストスカリング
03:06 パドルを頭に近づけてチェストスカリング
03:20 パドルを後頭部に近づけてチェストスカリング
03:36 パドルを後頭部に近づけてチェストスカリング
03:58 パドルを後頭部に付けてチェストスカリング→失敗

2026/7/18

2026年7月17日金曜日

7月17日のロール練習

 



4月22日にブヨに刺されてから3ヶ月ぶりの知明湖。水位がずいぶん下がっているのでスロープの下の方までドーリーを引っ張っていかないといけない。アオコは生えていなかったが知明湖の水は少し臭い。おまけに少し口に入った水は苦かった。透明度は別としてやっぱり千丈寺湖のほうが水はきれいだ。

後頭部パドルのリバーススイープロールは自分には無理なのか?
無理だとしたら何が原因なのかをハッキリさせたい。

後頭部にパドルを置いたまま起き上がるのは現状無理なのでパドルを前額部に置いてレッグドライブだけで起き上がれるかどうかやってみた。
しかし全く起き上がれない。やむなく両肘を伸ばした状態にするとようやく起き上がることが出来た。それが前額部チェストスカリングの#1から#4。前額部から50cmも離れている。これじゃあお話にならない。

ひょっとして体軸を(艇に直角ではなく)バウ側前方斜めにしてみたらどうだろう。それでやってみたのが前額部チェストスカリングの#5。
すると驚いたことにパドルが少し前額部に近づいたではないか。しかもさっきより起き上がりがずいぶん楽なのだ。
パドルフロートでもやってみたが明らかに起き上がりが容易。
そのあとリバーススイープロールから前額部起き上がりをやってみたがバウとの距離感覚が掴めず苦戦。
しかしわずかだが光が見えてきたように思う。

追記:しかしその後単純な事実に気が付いた。
体軸をバウ側前方斜めにして起き上がりが楽になったのはパドルの方向が下図のAからBに変化したからだ。



AよりBの方が起き上がりやすいに決まっているではないか。
僕はパドルの先端を一旦スターンに当ててから起き上がるのがリバーススイープロールの基本だと思っていたので無意識にAで起き上がろうとしていたのだ。
それでももちろん起き上がれるが、実際にはかなり力ずくでないと無理。ましてやパドルを後頭部にあてがった状態では起き上がれるわけがない。
そういった観点でシェリーさんの有料動画を見返してみると、沈した直後はパドルはAの位置だがそこから水平にBの位置へ持ってきて、それから起き上がっている。AからBまではパドルは水面を撫ぜているだけなのだ。
なーんだ、そうだったのか。

2026/7/17



2026年7月15日水曜日

7月15日のロール練習

 



千丈寺湖。もう夏になったのでHANTのドライスーツを脱いでインパクトベスト+スプレースカートでロール練習。
最初に左右のストームロール。そのあと懸案のパドルを後頭部にあてがいながらのリバーススイープロール。
やってみたが全然ダメ。おまけにリカバーも失敗して沈脱。
この時右肩の痛みを覚えたので今度は左側からやってみようと考え、普通のリバーススイープロールに続いて後頭部パドルリバーススイープロールをやってみたが今度は左肩が痛くなりギブアップ。
肩が痛くなるということは腕で起き上がろうとしているからだろう。
次回はせめてパドルをおでこに当てて(笑)体幹の前屈とレッグドライブだけで起き上がることが出来るかどうかを確かめてみよう。

2026/7/15