2026年4月12日日曜日

ノーティレイのパドル


高野先生に譲っていただいたNAUTIRAIDノーティレイのパドル。




2ピースを繋げると260cmだったのを高野先生が薮内さんに依頼して改造。1ピース220cmに。




接着面積を広く取るために斜めにカットしワイヤーと半田で幾重にも補強されている。素晴らしい!




ラミネーテッド(積層)パドル。木目が美しい。




軽い木(レッドシダー)+硬い木(メープル or チェリー)の組み合わせ?




形状から言ってアリュートパドルの一種?


僕が持っているグリーンランド系のパドルはGearLabのIPIKとSさんのパドル。
それぞれの長さと重さは



Sさんのパドルは2024年の年末に購入してから愛用してきた。PAKAYAKでカヤックを初めた僕にとっては初めてのグリーランドパドルだが独特のしなり感のある漕ぎ味が素晴らしい。
ただ長く漕いていると疲れるのでもっと軽いのが欲しくなりIPIKを購入。これはすごく軽いパドル。しかも強く漕げば力漕、軽く漕げばルンルンで変幻自在の漕ぎ味を楽しむことが出来る。それで僕はSさんのパドルとIPIKを代わる代わるに漕いで漕ぎ味を楽しんでいた。

ところがカナック512SSで事情が変わった。
ロール練習のために購入したカナック512SSだがロールばかり練習していてもあれなので以前PAKAYAKでやったようにカナックでもダム湖を一周しようと思ったのだが、このカヤックはとても不安定で怖い。IPIKでもSさんのパドルでも同じ。とても景色を見ながらローイングを楽しむような余裕はない。
うーん、このカヤックはやはりロール専用だなと半ば諦めていたのだ。
ところが先月の中頃高野先生のレッスンのあと先生からこのパドルはグリーランド系だから試してみてと渡されたのがこのノーティレイ。持った瞬間、ワッ重たい。何だこのパドル!?僕はパドルは軽さ至上と思っていたので、いやいやこれはないでしょうと思いながらモノは試しと漕いでみた。
?????なんだなんだ!?なんでこんなに漕ぎやすいんだ?

今僕はまだこのパドルの漕ぎやすさをきちんと解明できているわけではない。しかし実感は厳然とある。違いが厳然としてあるのだ。そのあたりを浮かんでくる言葉を探りながらもう少し理解したいと思う。

漕ぎ出すと重さは感じない。浮かんでくる言葉は、しっかり感、力強く漕げる感じ、以前のパドルでは漕ぐたびに船体が左右に揺れて怖かったのだが、このパドルで漕ぐと船体がビシッと安定していて怖さを感じない。頼りになる感じ。水を掻くときにブレードが揺れない。しっかり漕げる。

しっかり漕げてしかもなぜかそれが船体の安定に繋がっている。
以前のパドルは軽くて細い。漕ぐ力も軽い。漕ぐ力が軽いということは、これら以前のパドルは水に対してのつっかい棒的な役割が弱いということだろう。キャッチ力が弱いので艇がふらつく。そのふらつきをカバーするために速く漕ごうとする。速く漕ぐには腰の回転が間に合わないのでいきおい手で漕いでしまう。もっといっぱい水をキャッチするためにシャフトを水に深く差し込む。深く差し込むために身体が傾く。艇が揺れる。ブレードの幅が狭いので水を掻くときにカルマン渦の影響を受けてブレードが細かく左右に振動する。

ノーティレイはパドルが重いので漕ぐ速度は遅い。さらにノーティレイはアリュート系でブレードの幅が広く水のキャッチ力が高いのでシャフトがつっかい棒になる。キャッチ力が高いので漕ぐ速度は遅いから腰で漕ぐことになる。比較的深くシャフトを差し込まなくてすむので上体が安定する。漕ぐ速度が遅いのでブレードがカルマン渦の影響を受けにくくブレない。

といったところか。思いつくままに書き殴ってみたので間違っているかもしれないが自分的には納得できた気がする。
ブレード面積が広くてキャッチ力があることでロールがパドル頼みになってしまうという問題はあるが、まあロール練習の時はノーティレイ以外のパドルを優先すればいいのだし。
とにかくカナック512SSでも長距離をハッピーに漕げる目処がついたのはとても嬉しい。

追記:それから僕は今フランソワ・トレル氏を含むフランス系のエレガントなロールに憧れているのだがノーティレイもフランス製なのでそれがそこはかとなく嬉しい。




さらに追記:Copilotに細いブレードとノーティレイによるブレードの振動について尋ねてみたので転記。

結論から言うと、あなたの仮説「細いパドルは軽くて掻く速度が高く、カルマン渦の影響を受けやすいから振動する」は“半分正解で、半分は別の要因が本質”です。
実際には、カルマン渦だけでは説明しきれず、パドル断面形状・幅・迎角の安定性が大きく関わっています。

ここから専門的に整理していきます。


🎯 結論(最重要ポイント)

ノーティレイ(アリュート系)のブレードは「幅が広く、断面が安定している」ため、流れが剥離しにくく、カルマン渦による左右振動がほぼ発生しない。

一方、細いグリーンランドパドルは「幅が狭く、断面が薄く、迎角がシビア」なので、流れが左右どちらかに剥離しやすく、微小な振動(flutter)が起きやすい。

つまり、

  • 軽さや角速度の高さ → 振動を増幅する要因
  • 断面形状と幅 → 振動が発生する根本原因

という関係です。


🌀 1. カルマン渦は関係するが「主因ではない」

細いブレードが水を切ると、左右に交互の渦(カルマン渦)が発生しやすくなります。

ただし、
パドルの振動(flutter)はカルマン渦だけで説明できません。

なぜなら:

  • 同じ幅でも断面形状が安定していれば振動しない
  • カルマン渦はどんな物体でも発生するが、振動するかどうかは形状次第
  • ノーティレイのような幅広パドルでも、断面が不安定なら振動する

つまり、カルマン渦は「きっかけ」にはなるが、
振動の有無は断面形状と迎角の安定性で決まるのです。


🪵 2. 細いグリーンランドパドルが振動しやすい理由

✔ 幅が狭い → 流れが剥離しやすい

細いブレードは、少し迎角が変わるだけで左右の流れが不均等になります。

✔ 断面が薄い → 迎角の許容範囲が狭い

薄いブレードは「どの角度でも安定して水を捉える」わけではありません。

✔ 軽い → 微小な力でも振動が増幅される

あなたの仮説の通り、軽さは振動の増幅に寄与します。

✔ 手元のトルクが小さい

細いパドルは「水に噛む力」が弱いため、流れの乱れに負けやすい。


🛶 3. ノーティレイ(アリュート系)が振動しない理由

ノーティレイの特徴はまさに「流体的に安定した断面形状」です。

✔ 幅が広い → 流れが安定

左右の流れが均等になりやすい。

✔ 断面が厚く、中央にキールラインがある

アリュートパドルの断面は「飛行機の翼」に近く、迎角の許容範囲が広い。

✔ 水を“押す”のではなく“流す”設計

アリュートは水を切り裂くように進むため、剥離が起きにくい。

✔ 重量がある → 微小な渦では動かない

軽いGPと違い、渦の力では振動しない。


🔬 4. あなたの仮説のどこが正しいか

正しい部分:

  • 軽いパドルは掻く速度が高く、微小な渦の影響を受けやすい
  • 細いパドルはカルマン渦が発生しやすい

補足が必要な部分:

  • 振動の主因は「断面形状と迎角の不安定性」
  • カルマン渦は“結果”であって“原因”ではないことが多い

🧭 5. あなたのパドル操作と相性の話

あなたはロール練習も多く、パドルのフィーリングに敏感なので、
GPの細さ・軽さによる微振動を感じやすいタイプです。

ノーティレイのようなアリュート系は

  • 安定したキャッチ
  • ブレのないストローク
  • ロール時の水の掴みが均一
    なので、あなたのスタイルと非常に相性が良いと思います。





2026/4/12



2026年4月11日土曜日

4月11日の左右リバーススイープロール

 



今日は千丈寺湖。
三脚を立ててiPhoneでLog撮影設定にしAppleWatch Ultra2で撮影開始。リバーススイープロールは左右ともまあまあ出来たがストームロールが全然出来なくなっていた。悲しい。

ほどなく高野先生が来られたのでノーティレイのパドルをお借りして漕いでみた。Sパドルと交互に漕いでみたが、これは以前から気になっていたことだがSパドルでは漕ぐたびに船体がフラフラして落ち着かない。ところがノーティレイだとビシッと安定する。これは以前お借りして漕いだときにも感じたが本当に違う。船の安定性がパドルでこんなに変わることに驚いた。高野先生に無理をお願いして適価でノーティレイを譲っていただいた。

2026/4/11


2026年4月10日金曜日

次にやりたいこと


フランソワ・トレル氏の動画の上記の部分。
セットから倒れて、(おそらくうつ伏せで)シャフトを伸ばしたままスターンの下をくぐって反対側に回り、リバーススイープで起き上がる。
美しい。

まあまずは左右の普通のリバーススイープロールをきれいに仕上げることが先決だけど。

2026/4/10







追記:なおトップに貼り付けたような区間ループ再生についてYouTube利用規約に抵触しないかをCopilotに尋ねたところ以下のような返答を得た。

結論から言うと、今回のような「YouTube IFrame API を使った区間ループ再生」は、YouTube の利用規約に抵触しません
ただし、安心して使うために押さえておくべきポイントがいくつかあります。あなたが気にされている点はとても正しくて、ここを理解しておくと今後も安心してブログに埋め込めます。


🎯 結論:YouTube の公式 API を使った制御は利用規約で明確に許可されている

YouTube の利用規約では、埋め込みに関して次のような原則があります。

● 1. YouTube が提供する公式の埋め込み手段を使うこと

→ 今回は IFrame Player API(公式) を使っているので問題なし。

● 2. 動画のコンテンツ自体を改変しないこと

→ 再生位置を制御しているだけで、動画データを編集していないので問題なし。

● 3. 動画の再生は YouTube プレイヤーを通して行うこと

→ 公式プレイヤーをそのまま使っているので問題なし。

● 4. 広告やトラッキングを妨害しないこと

→ API で seekTo するだけでは広告の仕組みを妨害しないので問題なし。


🔍 「区間ループ」は規約的にどう扱われるのか?

YouTube は 「プレイヤーの操作」 を API で自由に行うことを許可しています。

  • 再生位置を変える(seekTo)
  • 再生・停止を制御する
  • イベントを検知して動作させる

これらは API の正式な機能であり、YouTube が開発者に提供しているものです。

つまり、

API の機能を使って区間ループを実現することは、YouTube が想定している正しい使い方

とのことでした。


2026年4月9日木曜日

4月9日の朝練

 



今日の朝練も知明湖。透明度良し。
僕のリバーススイープロールのリカバリーはリバーススイープというよりチェストスカリングに近い。しかし僕が目指しているのはフランソワ・トレル氏のようなエレガントなリバーススイープロールなのだ。

それで今日は倒れてからパドルをスターンに当てて、そこから緩やかにリバーススイープしながら起き上がれるかどうかを試してみた。まずまずうまくいったと思ってそのあとリバーススイープロール。

ところが家に帰って動画をチェックしてみたらどうも違う。
回転したあと倒れ込んだときの背屈を維持し、そこからジワーッとスイープしながら前屈に移行しなければならない。
しかし僕の動画では回転したあとの背屈が出来ていないのと、前屈が不十分。
最初は背屈。そしてリバーススイープしながら、かつレッグドライブしながらジワーッと前屈。
背屈と前屈をもっとハッキリと。
あ、それと今日初めてREEDのチュイリックを着てやった。悪くなかった。ただ脱ぐときに鼻がもげそうになる。

00:00 左リバーススイープ#1
00:18 右リバーススイープ#1
00:37 右リバーススイープ#2
00:51 左リバーススイープ#2
01:06 右リバーススイープロール#1
01:22 右リバーススイープロール#2
01:36 左リバーススイープロール#1
01:58 左リバーススイープロール#2
02:15 左リバーススイープロール#3
02:39 左リバーススイープロール#4

2026/4/9

2026年4月8日水曜日

4月8日の自主練

 



4月8日の自主練。
今日の知明湖の水は透明度があるので水中での動作がよく分かる。

00:00 右リバーススイープロール#1
00:15 左リバーススイープロール#1
00:33 右リバーススイープロール#2
00:49 左リバーススイープロール#2 失敗してスタンダードロールでリカバー
01:20 左リバーススイープロール#3
01:43 右ストームロール#1 セットがバラけてとんでもない方向をスイープ、その失敗を3回繰り返したあと右スタンダードロールでリカバーしようとしたが頭を起こすのが早すぎて沈没。もう一回右スタンダードロールするも勢い余って反対側へ沈没。左のスタンダードロールでリカバー。
02:40 右ストームロール#2 セットして成功。
02:51 左ストームロール#1 セットして成功。

今日学んだことは僕のリバーススイープロールはリバーススイープではなくチェストスカリングではないかということ。ちゃんとリバーススイープして起き上がれるように。
もうひとつはストームロールは毎回ちゃんとセットすること。

2026/4/8


2026年4月3日金曜日

4月3日の自主練

 



一週間ぶりのロール練習。しかし今日の知明湖は濁っていて水中での動きがよく見えない。
まずは左リバーススイープロール成功。次いで2回目の左リバーススイープロールも難なく成功したので、よーし、今日は右リバーススイープロール攻略だ、とトライしたものの全然ダメ。どうして失敗したのか現場では全く気が付かなかったが帰宅後動画をみたら回転不良だった。反対側まで回っていないのにスイープしている。
失敗の原因はスカリングかと思ってスカリングやって、それから再び右リバーススイープロールに挑戦。転覆状態で艇の位置を確認してなんとか起き上がることが出来たが本来ならそんなことをしなくてもスムーズに上がれるはずなのだ。回転不良はレッグドライブ不足だろう。次回はそれを念頭にやってみよう。
ついでなので久しぶりにストームロールをやったら左に倒れる方はサクッと上がれたが右に倒れる方は2回とも失敗。これもやはりレッグドライブ不足か。

2026/4/3


2026年3月26日木曜日

リバーススイープロール開眼か?


00:00  1回目×
00:06  2回目×
00:12  3回目◯ しかしなぜ成功したかわからない
00:25  4回目× 仰向けを意識したがダメ
00:33  5回目×
00:38  6回目◯ レッグドライブで成功
00:51  7回目× レッグドライブのタイミング失敗
00:59  8回目◯ プカプカ状態からレッグドライブで強引に回転
01:19  9回目◯ 同上
01:38 10回目◯ 同上
01:51 11回目◯ 強引にレッグドライブ
02:09 12回目◯ さらに強引にレッグドライブ
02:33 13回目◯ スムーズ (仰向け+レッグドライブ)
02:44 14回目◯ 同上
02:54 15回目◯ 同上
03:04 16回目◯ 同上
03:15 17回目◯ 同上
03:26 18回目◯ 同上
03:34 19回目◯ 同上

知明湖。
成功の鍵はスターン側面に引っ掛けたパドルに力を加えて上体を後ろに引っ張ることなのではないかと考えてやってみたがダメ(1回目と2回目)。3回目は成功したがなぜ成功したかわからない。
じゃあと振り出しに戻って以前成功した仰向け方式でやってみたがダメ(4回目と5回目)。
どうも僕はレッグドライブが出来ていないんじゃないかと気が付いて、右膝を蹴り上げて左足で船底を押し下げてみたら船が回転して成功(6回目)。左右逆にレッグドライブして失敗(7回目)。
以前ならそのまま諦めていたプカプカ状態から強引にレッグドライブで対側に身体を回してリカバー成功(8~12回め)。
仰向けとレッグドライブを組み合わせたらまぁまぁスムーズに対側へ回り込むことが出来るようになった(13~19回目)。

どうしていままでこれほど回転に苦労してきたのかを考えてみるとどうも自分は逆向けにレッグドライブしていたからではないか。それは今日の6回目で成功したあと7回目でそのとおりやろうとしたら自分が無意識に左膝を蹴り上げていることに気が付いたからだ。
とりあえずこれが正しいやり方なのかどうかわからないが光が見えたことは確かだ。

2026/3/26