今朝方寝床でひらめいたこと。チェストスカーリングはパドルを無限遠に差し伸べて固定しそれをテコにして身体と船を回す動作だ。それならばまずパドルの先端を浜辺に押し当ててヒップフリップの練習をやって、徐々に浜辺から離れていけばチェストスカーリングの完成じゃないか。それなら怖くないし簡単だ。それであれこれ準備して千丈寺湖へ。途中でゴーグルを忘れたことに気が付いたがもうだいぶ走っていたのでゴーグル無しでチャレンジすることに。現地についてPAKAYAKを組み立てて背もたれの位置を調節し、対岸の浜辺へ。水草やアオコがあって良い環境とは言えないが思っていたことをやってみた。
まずは予定通り岸辺にパドルの先端を当てがってヒップフリップの練習を繰り返し、そのあと徐々に岸辺から離れてスカーリングするもあっけなく沈。
沈の状態で右手でパドルの先端を下に押し付け、頭を落としながら左肘を引いて上体を伏せたまま艇を左に回転させようとしたがダメ。たぶんもっと膝を意識的に使ってキレのあるヒップフリップしないといけないんだと思う。
Facebookに動画をアップしたらHiroyuki Osawaさんから以下のようなアドバイスを頂いた。
「腰から上体を捻って 肩を水面と平行にしてみて下さい。レッグドライブだけでなく 上体の姿勢も大切です!」
なるほど!たしかに僕の動画を見ると上体のひねりが全然足りない。カヤックと平行になるまで上体をひねれば、パドルを身体から真っ直ぐ前方に伸ばすことができる。するとよりしっかりとパドルを下方に押し下げることが出来るわけだ。
伊東さんからは以下のようなアドバイスを頂いた。
「この動画を見る限り、パドルに頼っている部分が大きいようですね。
レッグドライブも大事ですけど…上体を完全に水没させて、背中を反らせたうえで、上体ごとパドルをプッシュダウンしましょう。
ロールの鉄則として「アタマは最後」がありますが、上げるのは最後でも、その直前まではアタマを水面付近にキープすることが意外と盲点だったりします。
失敗も肥やしになります。諦めずに頑張ってください。Practice never betrays you! 😉」
なるほど!上体を完全に水没させて背中を反らせたうえで上体ごとパドルをプッシュダウンさせるという動きはつまりエビぞりからの前屈だ。それはまるでエビが跳ねるときのような動き!これは艇を起こす強烈な力を生み出すだろう。腹筋を鍛えることにしよう。
2025/7/9
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