2025年4月4日金曜日

カヤックは間断のない不測の事態の連続



寝転びスカーリングで失敗したらロールすればいいが、サイストラップでのロールは未経験。ここはひとつ先生に見守ってもらいながらやったほうが安全だろうと考えて、昨日先生に来週の火曜日のコーチをお願いしたらOKと。でもスカーリングの技術はまだまだだ、寝転びスカーリングは無理の返事。ちょっとがっかり。で、今朝また考えた。来週火曜日まで待つのもナンだし、今日はいい天気だから知明湖の出合なぎさスロープを降りたところの水も澄んできれいだから、あそこで今日ロールと寝転びスカーリングをやっちゃおう、来週火曜日は沈脱からのロール復帰を初チャレンジすればいいと考えた。でも車で出発してから、うーんやっぱり無理は禁物だ。今日はいつも通り漁協スロープへと方針変更。

風がすごく強い。少しだけスカーリングをやってから出合なぎさスロープへ。今日のテーマはエッジング。出合なぎさでブロック柵につかまりながらNo.2エッジ。帰りは強烈な向かい風。波もある。外傾ターンのエッジングで気が付いた。左右の坐骨結節を結んだ線を傾けたい方向に回せば希望のエッジングが得られる。これはちょっとした発見かも。

さて、でも実は今日は2つもショックなことがあった。1つ目は出港してすぐにふと右手首のInsta360 X4のGPSリモコンを見たらベルトの中身がない!ああ、なってこった。リモコンを落としてしまったのだ。どこで!?いやいや数メートルしかまだ出港していないし出港してからはベルトからリモコンを落とす動作はしていないはず。不安にかられながら暗然とした気持ちでふたたびスロープに着岸。あたりの水辺を見渡しても見当たらない。ふとコックピットを見たらあった!コックピット内に転がっていたのだ。たぶんスカートをコーミングリップに引っ掛けているときに落ちたんだろう。しかしなぜ船外に落ちなかったのかは未だに謎。一応リモコンを手首側に回してふたたび装着した。

もう一つは帰港して船を降りるとき。背中側に回していたウエストポーチをおなか側に回そうとしたらポーチのベルトが回らない。無理やり回して側腹部を見たら大事な家の鍵や車のキーの入ったポケットのジッパーが何かに引っかかっている。それを無理にベルトを回したものだからジッパーが開いているのだ。
ヒヤッとした。鍵を水中に落としていないか不安になったがそこまで大きく開いていない。とにかくその引っ掛かりを外そうとしたがまったく外れる気配がない。仕方がないのでポケットの中からキーホルダーに付けたスイスナイフを取り出してハサミでジッパーに引っかかっているものを切ったらポーチが回るようになった。そのときには何がジッパーに引っかかっていたのかわからなかったが、帰宅後イオンのPFDを脱いだら腰ベルトを通している鞘の布の部分がほちけていた。ああ、こんなところがジッパーのフック部分に引っ掛かるのだ。なんでわざわざこんなところに・・・。引っ掛けようと思ってもそうそう引っ掛かるもんでもないだろうに。まぁとにかくこのウエストポーチはあちこちジッパーやらフックが付いているので今回みたいな不測の事態の原因になりかねない。帰港してからだから良かったが漕いでいる途中や、最悪ロールや沈脱のときに引っかかったら命に関わる。身の回りをできるだけシンプルにしないと。でも最低限iPhoneと自宅の鍵と車のキーは船上に持ち込まないといけないのだ。どうしたらいいんだろう。まぁチヌークならポケットが2つあるからOKだ。イオンはなぁ。
帰宅したらTango Fiberglass 2-Piece Bent Shaft 210cmが届いていた。さっそく庭で振り回してみたらとてもいい。250cmのSting RayはTangoより明らかに重くて長い分慣性モーメントが大きい。Tangoは軽くて振り回しやすいしシャフトの表面がツルツルでbent shaftなのがとても気に入った。

2025/4/4



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