2025年3月1日土曜日

スプレースカート難民、ついに安住の地へ

 

先日PalmのRoanokeが期待したものでなかった記事(リンク)を書いた。いや製品自体はとてもよいのだが要するにPAKAYAKにはフィットしなかったのだ。

それでスプレースカート難民としては振り出しに戻ったわけで、じゃあ手持ちのSealsとReedのうちSealsは最近ちょっとはめやすくなっているが、硬くて全くはめることのできないReedをなんとかしようと考えた。(Reedの商品名とサイズは:Aquatherm Spray Deck With Adjustable Waist × 1 Big Touring / L/XL (107cm/42") / Black)

Reedのスカートは手で探ってみると内部を2本のバンジーが通っている。それで後端の継ぎ目のところにカッターで切れ目を入れて

ピンセットでコードを引き出した。

さらに引き出すとここが継ぎ目。

被覆しているゴムを切開してはずすとコードの両端はワイヤーで結紮されていた。そこでこの部分をカットしフリーにしてもとのゴム通しに収納。その状態でスカートを履いてコックピット内に座りコーミングリップに装着してみたらゴムのゆるさはいい感じだがリーンすると側方のかかりが甘くてすぐに外れてしまう。まだ2本通っているからそれが原因でかかりが甘いのかと思いカットしたコードを抜いて1本コードでやってみたが今度はさらにかかりが甘くなってしまった。

それでもう乗りかかった船だとばかりに残りのコードも抜いて、代わりに10mm径のバンジーコード(リンク)を挿入(このコードはコシが強いので紐通し棒などの機具を使わずに簡単に全長を通すことが出来た)。PAKAYAKのコーミングリップの全長より少し長いあたりで両端をくくってコックピットへの装着具合を確認したあと、コードの断端を上図のようにタイラップでくくった。

そうしてコックピットに再度乗り込んでこの改良型Reedの使い心地を確認したらまったく言う事なし。素晴らしい出来に大満足だった。かかり具合もちょうどいいしリーンしても外れない。いやー、永かったなぁ。

追記:このやり方の利点は使っているうちにコードが伸びてきたらタイラップをカットしてコードを引きずり出し新たな場所で再度タイラップで締めれば簡単にコードの長さを調節できる点にある。

2025/3/1


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