2025年3月23日日曜日
Low Brace Turn
従来low brace turnは主に波だった海において内側へターンする方法として紹介されてきたように思います。なのでsea kayakにおいては反対方向に向かせる方法としてはまったく有効でなくoutside edgeで外側にターンする方法としては補助的なものだと。
さて、今シャウナ(女性生徒)の重心はカヤックの左端にかかっており彼女は右前方に向かいたいと考えています。そのためには肘をパドルシャフトよりも高く上げ手首をニュートラルに、そうするとブレードは水平になり水面をすくうような(撫でるような)形になります。これが何よりも彼女の安心感につながるのです。
シャウナは言います。「パドルのブレード面が水に接している、たったそれだけのことでエッジをもっと傾けることが出来るようになります」
私自身はエディライン(流れの本流と淀みとの境界)を無事に横切ることが出来るかどうか確信が持てないときにその助けとしてlow brace turnを用います。
動画で示したようなターンをするときに身体を内側に倒すのは非常に重要で、(転覆しないように本来の使い方としての)ブレイスとして(low brace turn technicを)用いることが出来ますし、そこからのフォワードストロークや、(パドルを軸として)スターンラダーに移行することも出来ます。というわけでこの技術を覚えることは他のストロークでターンする際に役に立つでしょう。
シャウナ「内側にしろ外側にしろlow brace turnするときには私はパドルを水面に置くことが出来ます。そのおかげで私はとても安心することが出来ます。常にパドルが水に接しているというだけで艇をより大きく傾けることが出来ます」
僕にとって大きな意味がある動画だと思ったので意訳してみた。
ローブレイスといえば傾いた艇を持ち直す方法というふうに理解していた。
この話に出てくる(従来の)low brade turnというのはスターンラダーのような気がする。そしてパドルと反対側に進むやり方は外傾ターンだろう。外傾ターンのときに傾けすぎて沈する怖さがあるがパドルを外側で水平に水面をなでるようにしておけばもっと安心して艇を大きく傾けられると。
なるほど。今度やってみよう。
2025/3/23
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