4月28日のストームロールの失敗の原因が明らかになったので書いておく。
動画を見るとパドルのブレード面が水面に垂直になっていた(シェリーさんはこの角度をknifeと呼んでいたのを思い出した)。
なぜこんなことになるかというと、この図を180度回転するとわかるがこれはロール開始時のセットの姿勢なのだ。これ以上前屈すると沈が始まるのでセットの段階ではこの前屈が限界。で、沈すると上の絵のようになるのだが、この時ブレードは艇の側面に並行になっている。この状態でシャフトを回転した軌跡を描いたのが青いライン。これではパドルは水を縦に切り裂くだけで何ら浮力に寄与しない。
このとき上体をさらに前屈させて手をチャインの向こうまで持っていく(※)。するとブレード面が水面と平行になって、シャフトを回転したときのブレードの軌跡は上記のように水面上に円を描くことになる。そしてこの円板の助けを借りて起き上がることが出来るというわけだ。
そのことに今朝寝床で気が付いて矢も盾もたまらず朝から千丈寺湖へ行って実地検証してみたのが下の動画。
まあ完璧というほどではないがしっかりイメージが掴めたのでうれしい。
※:シャフトごとチャインを手前に引き寄せるようにするのがコツ。
追記:もう一つの問題点
チャインの向こうまで手を伸ばして水平にスイープするのは良いが、艇が起き上がるまでの間パドルが宙を切ってしまう。それはもったいない。それは艇が起き上がるのが遅いからで、それはレッグドライブが遅いことが原因。
手を伸ばしたらすぐにレッグドライブを始める。そうすればパドルは宙を切らないだろう。これが次回のテーマになるだろう。
さらに追記(5月26日):
これは逆。
パドルが宙を切るのはレッグドライブで艇が起き上がるからだ。
では宙を切らないためにはどうすればいいか。水中でセットのときに上半身は左に捻っているが下半身はもっと右に捻って、つまり左膝を艇内で突き上げる。すると艇は時計回りに沈む。この状態でパドルを回転するとパドルは水中を浅く回転しはじめる。そのあとパドルの回転につれて上半身は右に回転する。ここで!右膝で艇内を突き上げて下半身を左に回転する。
このJames Manke氏の動作がすべてを物語っている。
ただしManke氏のセットは沈する前にセットしようとすると倒れてしまう。
沈してからManke氏のセットをする。すると艇が時計回りに回転し始めるのでそこで反セット(上半身の右回転と下半身の左回転)して艇が反時計回りして起き上がる。
2026/4/29


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