2025年4月26日土曜日

Gパの持ち位置

 




朝4時頃目が覚めてそのままあれこれ考えながら6時前に起床。前回漁協スロープに釣り人がいたので今日は早めに出発しようと7時半に家を出た。
塩島パドルでスロープから出港して北上したが山藤はまだ咲いていなかった。引き返して南下し田尻川を北上。国崎大橋をくぐっていつものようにスロープに上陸して排尿しようと思ったが人がいるのでUターン。漁協の船着き場に漁協の人がいる。以前漁協の都合を教えてくれた人だ。国崎大橋の向こうはキャンプ場の管轄で有料ですよと。残念。もうあのスロープでは排尿できないのか。

今日の学びはシャフトの持ち位置。実は一庫大路次川を下って岬を回って田尻川を北上するときに、今日はなんか左に曲がるなぁ、PAKAYAKのクセなのかなと思い右にエッジしながら漕いでいたが、ふと気が付いた。シャフトの持ち位置がわずかに左寄りだったのだ。グリーンランドパドルはブレードが長細いぶん持ち位置による漕ぎ偏位が増強されるようなのだ。それに気が付いてから持ち位置を指1本分ずらすだけで結構はっきりと進行方向を変えることが出来ることがわかった。ユーロパドルではこんなことはなかった。これは大きな収穫。

帰りはIPIKで漕いだがやはりIPIKは楽だ。10時半に漁協スロープへ帰港。前回高野さんのコーチを受けたときにドライスーツが水漏れしたのでカヤックを陸に上げたあとそれを確かめるために泳いだ。だいぶ泳いだが水は入ってこなかった。前回はゆるい右手から浸水したのかもしれない。

2025/4/26

2025年4月24日木曜日

ロールリカバーは一発勝負

 


千丈寺湖で高野さんのレッスン。OSKのオフサイドロールの動画を見てもらったあと艇を保持してもらってヒップローテーションを練習しようと思ったが全然うまくいかない。起き上がる気配もない。
いったん休憩後ポロ艇で同じことをカメラを付けずに練習。ヒップローテーションですこし起き上がる感触を掴みかけたが疲れて終了。休憩。
そのあと左ハイブレイスから練習したいとお願いしたがまずは右ハイブレイス。ところが連続右ハイブレイスの最後に沈して(たぶんヒップローテーション不足)、しかも右ロールを3回失敗して沈脱。そのときに飲み込んだ水が気管に入って咳き込んで息が苦しくなり非常につらい思いをした。
ロールリカバーは一発目で失敗したらあと何回やっても同じ、むしろ息が続かないために焦って水を飲み込んでしまい気管に入って死ぬ可能性がある。ロールリカバーは一発勝負とだと肝に銘じよう。
今日はそれで終了。気持ちはペシャンコで帰宅。

2025/4/24



2025年4月22日火曜日

オフサイドロール失敗

 


漁協スロープへ行ったら先に釣り人がいたのでやむなく出合なぎさへ。芥がいっぱいで汚かった。白い鉄柵の上まで水位があったので無事カヤックは出向できたが最初に右ロールして、続いて左ロールをチャレンジしたがブレードが水底に当たって身動きが取れない。焦ってなんとか右ロールで起き上がったがショックは大きかった。もう、すぐに今日は引き上げようと思って鉄柵まで行ったが引き返して岬まで行った。動画も撮った。とつおいつ考えてみるにブレードが水底に当たるということは水面をスイープできていなかったということだ。一からやり直しだ。

2025/4/22

2025年4月19日土曜日

ロール・ロール・ロール!

 


知明湖漁協スロープ。スロープ下で3回、出合なぎさの透明感のある場所で3回、スロープに戻って4回。ロールはすべて成功したがサイドスカーリングとオフサイドロールは失敗。でもPAKAYAKでも6行程をちゃんと守れば水面に手も出るし安定してロールが出来ることがわかった。

2025/4/19


2025年4月18日金曜日

招き猫の手

 


ダックファミリーカヌースクールの高野さんにロールを教えてもらい始めたときに口を酸っぱくして言われたのが「招き猫の手」。
セットのときにシャフトを握る手首を痛いほど屈曲させろと。もうこれ以上痛くて曲がりませんと言っても、それでももっと曲げろと言われて閉口したものだ。

昨日セットせずにロールしたときには招き猫の手を全く意識せずにロールに成功したので招き猫なんていらないんじゃないかと思ったが、今日OSKの動画を見ていて高野さんの言わんとしていたことの意味がようやくわかった。

上の図は艇が転覆したあと体幹を左に回して思い切り前屈し、両腕を水上高く掲げた状態を示している(片手しか書いてないけど)。
で、Aのように手首を背屈させたまま後方へスイープしていくとブレードはdiving angleなのでブレードに下向きの力が生まれて起き上がることが出来ない。
Bのように手首を屈曲させると(これがつまり猫招きの手なのだが)スイープするとブレードはclimbing angleなので身体を起こす力が発生するというわけなのだ。

ただし手首を屈曲しすぎると今度はブレードが縦になって「艇を漕いで回転させてしまう」ので注意が必要だ。スイープする時にパドルが適切な水の抵抗をキャッチしているかどうか、それを感じる気持ちの余裕とテンポを持つことが大切。Feel The Blade。

2025/4/18



6つ数えろ



Norliteでロールとハイブレイス 1st session




Norliteでロールとハイブレイス 2nd session



Norliteでスカーリング 3rd session



Norliteでスカーリング 4th session



Norliteで左ハイブレイス 5th session


今日は千丈寺湖へ。ダック高野さんに見守ってもらいながらロールを完成させる予定。水中メガネを付けるときにメガネをどこになおすかで一思案。以前もちょっと考えたがせっかくコンタクトレンズを作ったんだからコンタクトを付けていけばメガネの付け外しでゴソゴソしなくてすむし何より水中メガネ着用中でもよく見えるというのが何より魅力だ。あっさり踏み切れなかったのはコンタクトの脱着が久しぶりで怖かったこと。でもYouTubeの助けを借りて装着してみたら案外簡単に装着できた。見え方もまぁまぁ見える。本は50cmほど離さないといけないのと車を運転するときには遠くの細かい表示が見えにくい以外はまずまず使える。
コンタクトを装着して車を運転するのは初めてかも。無事千丈寺湖に到着。テラスに上がって高野さんと会ったらスカーリングですか?と聞くので今日はロールを完成させたいと告げたら、だいぶ自説を述べられたが合意された。それでも実際にノーライトに乗ったら「ロールを始めたら疲れて他のことができなくなるからスカーリングをやりましょう」と。それで再度ロールをさせてほしいと、ケリと付けたいんですと主張したら苦笑されていたが合意。
まずロールしてみたらあっさり成功。3回ほどロールしたあとハイブレイスしたら失敗。それでいったん岸に上がって休憩。2回目のセッションではスイープロール、C to Cのあと立て続けにハイブレイス。7回ハイブレイスをやって最後の3回はhead drop出来たので一応満足。休憩後3回目のセッションでスカーリングで沈没したのでロールで復帰。4回目のセッションはスカーリング。5回目のセッションは左のハイブレイスで失敗したがなんとか持ちこたえた。充実した一日だった。

ロールに関して言えば、

  1.     体幹を強く左にローテーション
  2.     体幹を強く前屈し頭を水面に近づける
  3.     左脇を締めて両肘を水面上に伸ばし
  4.     左膝を伸ばして右膝を曲げてヒップローテーション
  5.     パドルを右回転しながら水面を掻き
  6.     右耳を右肩に付けながら起き上がる

この6ステップを、水の中で6つ数えながらきちんと実行すれば確実にロールは成功する(Bomb-Proof)。
2の体幹前屈のときに頭を水面に近づけよう!と必ず意識すること。
4と5はほぼ同時だが意識の上で4を先にすることが大切。意識の上で5を先にすると必ずといっていいほど4を忘れる(笑)。
脇を締めてhead dropすればC to Cやハイブレイスも確実性が増す。
まぁノーライトというロールしやすいカヤックだからこそ出来たのかもしれないが、今度はPAKAYAKでも確かめてみよう。

追記:若い人や運動神経のいい人はこんな手順は不要で、そういった人たちは流れるようにスムーズに、かつ無意識に動作する。しかし僕のような高齢者や運動神経の悪い人にとっては、行程を小刻みに分割し、各セクションを(詰将棋のように)押さえていくことで課題を達成することができる。ローマ帝国ではないが「分割して統治せよ("Divide and Rule")」。

2025/4/17


2025年4月16日水曜日

エッジングで艇はどっちに曲がる?



エッジングは艇を曲げやすくするが、どちらに曲がるかは乗り手の重心次第であることのおさらい。(O'style パドルチャンネルさんの動画が非常に参考になる)


(O'style パドルチャンネルさんの動画から貼付)


さて、ではなぜ重心の位置によって艇の曲がる方向が変わるのか?
その理由を簡単な絵を使って考えてみる。

後傾すると仮想上の水面の境は後方に移動する。この状態で左に重心を移動すると水面の境は右に傾斜し、艇は舳先を右に向けようとする。その結果艇は体重移動と反対側に曲がっていく(外傾ターン)。


前傾すると仮想上の水面の境は前方に移動する。この状態で左に重心を移動すると水面の境は左に傾斜し、艇は舳先を左に向けようとする。その結果艇は体重移動と同じ側に曲がっていく(内傾ターン)。

おおよそこのような理屈ではないかと。
ただシーカヤックでは特に前後に体重移動しなくても普通は体重移動と反対側に曲がっていく(外傾ターン)?ようだがその理由は不明。
2025/4/16

 


2025年4月15日火曜日

カヤックの大きさや形がカヤックに及ぼす影響について



Adventure OtakuのBrett Friedman氏の動画から多くのことを学んだのでここにまとめて書いておく。それは僕が1年半前にカヤックを始めてからずっと疑問に思っていたことを彼が明快に説明してくれたからだ。

まず第一点。長いカヤックほどスピードが出るのはなぜか?
彼は上に示した動画の中でこのように語っている。
「水を左右に押し広げる面積が大きいほどハルにかかる圧力が小さくなりよりスピードが出る」

これについては水と接する面積が増えると水の抵抗も大きくなるように思ったのでGrokに尋ねたら、確かに船の長さが長いほど水との抵抗は増加するがそれは主に摩擦抵抗に基づいている。
しかしカヤックのスピードにおいては形状抵抗(特に波抵抗)が支配的な影響を持つ場合が多く、カヤックの長さが長いと船首で発生する波(船首波)と船尾で発生する波(船尾波)が互いに干渉しにくくなり、波抵抗が減少する。
波抵抗は、カヤックの速度が上がるほど大きな影響を与えるため、長いカヤックは特に高速での効率が良くなる。
一方、短いカヤックでは水を押し広げる面積が小さく水が狭い範囲で強く圧縮されるため大きな波が発生しやすくなる。これが大きな形状抵抗を引き起こしスピードを出すのに多くの力が必要になると。




次にキールとロッカーについて。
  • キールが長くて立っているほど艇は真っ直ぐ進む。これは艇を曲げようとしてもキールが邪魔するからで理屈としては直感的に理解できる。詳しくは動画を参照。
  • ロッカーが大きいほど曲がりやすいが直進性は低下する。これも同じ理屈。





次にチャインについて。
  • ハードチャインは傾けにくい(二次安定に持っていくのに苦労する)が傾けたあとは安定する。これはキールの理屈と同じ。
  • ソフトチャインは傾けやすいがその状態を維持するのは難しい。これもキールの理屈と同じ。

エッジングについて。
エッジを立てると(エッジングすると)みかけの水線長が短くなり曲がりやすくなる。これはロッカーの大きな船が曲がりやすいのと同じ理屈。このときソフトチャインだとさらに曲がりやすいがハードチャインだと曲がりにくい。これもキールの理屈と同じ。
ちなみにPAKAYAKはどちらかというとハードチャインなのでエッジングしたくとも「傾けにくく曲がりにくい」という実体験に合致する(PAKAYAKが二次安定状態を維持しやすいかといえば疑問だが)。



さて、ではもうひとつ重要なテーマについてGrokに聞いてみた。
カヤックはedgingしただけで左右どちらかに曲がりますか?それともedgingすると曲がりやすくなるだけですか?

カヤックのエッジング(艇を傾けること)についてですが、エッジングしただけでカヤックが自動的に左右に曲がるわけではありません。エッジングは主にカヤックの操縦性を高めたり、特定の方向に曲がりやすくするための技術です。

具体的には:
エッジングのみでは曲がらない:エッジングするだけではカヤックは直進を続けます。ただし艇の形状や水流の影響でわずかに進路が変化することがある場合もあります(特にアシンメトリックな艇や強い流れの中で)。

曲がりやすくなる:エッジングすると、カヤックのハル(船底)の形状が水と接する部分が変わり、抵抗や水の流れに対する反応が変わります。これによりパドル操作や体の動きと組み合わせることでターンがしやすくなります。例えば右にエッジングすると右に曲がりやすくなり、左にエッジングすると左に曲がりやすくなります。

エッジングの効果は、カヤックの種類(シーカヤック、リバーカヤック、プレイボートなど)やデザイン(ロッカーやハルの形状)によっても異なります。例えば、ターンが得意なプレイボートはエッジングの影響を受けやすく、シーカヤックのような直進性の高い艇はエッジングだけでは曲がりにくい傾向があります。

結論:エッジングは曲がりやすくする補助的な動作であり、実際に曲げるにはパドルストローク(スイープストロークなど)や体重移動を組み合わせる必要があります。

なんだ!外側にエッジングすればそれだけで内側に曲がるわけではなかったのだ!(おそらくその時の重心の位置のずらしが関係しているのだろう、パドリングは別として)
うーん。いろいろ目からウロコの一日だった。

2025/4/15

ロールのセットでなぜ手が水面に出ないか

 


OSKでローリング講習の勉強中。
僕がPAKAYAKでロールするときにはセットでもそれ以降でも手が全く水面に出ない理由がずっとわからなかった。もちろんそれはPAKAYAKのコックピットが深いせいもあるが、むしろ左脇が開いていることに加えて単純に体幹の前屈が足りなかったからではないか。


転覆したら
  1. 体幹を強く左にローテーション
  2. 体幹を強く前屈
  3. 左脇を締めて両肘を水面上に伸ばし
  4. 左膝を伸ばして右膝を曲げてヒップローテーション
  5. パドルを右回転しながら水面を掻き
  6. 右耳を右肩に付けながら起き上がる

2025/4/15





2025年4月12日土曜日

4月のロール

 


今日は9回トライして4回成功、5回失敗。頭を上げるのが早すぎる。腰の回転も意識出来てなかったし。何より左の脇が開いてしまっている!そのせいでシャフトが立ってしまって漕ぎしろがすごく少ないのだ。
最後のロールで沈脱したため泳いでカヤックをスロープまで押して行ったのだが風と水の流れで船がなかなか岸に着かず焦った。ドライスーツを着ていると思うように泳げないのだ(*)。
このまま流されてしまったらどうしようと気が気ではなかったがなんとかスロープにたどり着いた。動悸がしばらく収まらなかった。途中でスカートも外れたのでコックピットの中は水浸し。ハッチの中まで水が入っていた。動悸が収まってからカヤックをスロープの上まで引っ張っていって車に収めて帰宅。
モンベルのハッチカバーが届いたので装着してみたらバンジーコードで留めるタイプだった。カバーはブカブカだがコードはしっかりしているので見栄えは悪いがハッチからの水の侵入は防げるかもしれない。いいようだったらもう一つバウ側にも買って装着しよう。

(*)後日高野さんにこの事を話したら、ドライスーツを着て沈脱したら普通に泳ぐとすごく苦労するよ。仰向けに泳ぐのです。艇のトグルを持って仰向けで平泳ぎすべしと。なるほど。

2025/4/12



2025年4月11日金曜日

スカーリングドローからサイドスカーリングへの移行の仕方をGrokに聞いてみた

質問:

カヤックでスカーリングドローでは体幹をまっすぐ立てて、サイドスカーリングへ移行するときに仰向けに寝ますよね。仰向けに寝る直前まで体幹はまっすぐ立てたままですか?


Grokの返事:

スカーリングドローからサイドスカーリングへの移行について、非常に具体的な質問ですね!カヤックにおけるこのテクニックの動作を分解して説明します。
スカーリングドロー(Sculling Draw)は、艇を横に移動させるためのストロークで、体幹をまっすぐ保つことが基本です。この姿勢は、効率的なパドル操作と艇の安定性を保つために重要です。体幹をまっすぐ立てることで、力の伝達がスムーズになり、バランスを崩しにくい状態を維持できます。
サイドスカーリング(Side Sculling)に移行する際、一般的には仰向けに近い姿勢(リーンして背中を水面に近づける)になりますが、仰向けに「寝る」直前までの体幹の状態について、以下のように考えられます:

スカーリングドロー中: この段階では、体幹はほぼ垂直に近い状態でまっすぐ保たれています。肩と腰を揃え、背筋を伸ばした姿勢でパドルを動かし、艇をコントロールします。このとき、体幹が曲がったり傾いたりすると、パドルの動きが不安定になり、艇のバランスも崩れやすくなります。

サイドスカーリングへの移行準備: サイドスカーリングに移る際、身体を水面側に傾ける(リーンする)動作が始まります。このとき、体幹は完全に仰向けになる直前まで、ある程度まっすぐな状態を維持するのが理想的です。ただし、完全に垂直ではなく、軽く傾き始めていることが多いです。具体的には、腰から上を少しひねりつつ、肩と背中を水面に近づける準備をします。この段階では、体幹が「くの字」に折れたり、ねじれすぎたりしないよう注意が必要です。

仰向けに近い状態へ: サイドスカーリングに入ると、パドルを水面近くで細かく動かし、艇を安定させながら横に動かします。このとき、身体は水面にかなり近い仰向けの姿勢になります。体幹は完全に寝た状態でも、ある程度のコアの緊張を保ち、艇のコントロールを失わないようにします。

つまり、仰向けに寝る直前までは、体幹を「完全にまっすぐ」とまでは言えないまでも、コントロールされた状態でほぼ直立に近い姿勢を維持しつつ、徐々にリーンする角度を増やしていくイメージです。移行の瞬間は流れるような動作になるため、体幹が急に崩れるのではなく、徐々に適応していく感じです。
この動作は、カヤックの種類(シーカヤック、ホワイトウォーター、フリースタイルなど)や個人のテクニックによっても微妙に異なる場合があります。例えば、ホワイトウォーターではよりダイナミックなリーンが必要になることがあります。



僕はスカーリングドローでは進みたい方向に身体をリーンした方が進んでいきやすいと思って意識的にリーンしていたが、そうすると艇の回転モーメントが大きくなって転覆しやすい。スカーリングドローでギリギリまでエッジングで持ちこたえて最後にゆっくり仰向けに移行するのが良さそうだ。



2025年4月9日水曜日

一から出直し

 昨日のカヤックで汚れていたPAKAYAKをきれいにしてコックピットを自室に持ち込んだ。コード類を外してスッキリしたいと思ったのと以前やったようにシートを前方に移動してせばまったコックピット内で膝を固定できるようにしたかったのだ。ラダー操作のためのコードを取り外し、サイストラップも外した。シートバックを前方に移動し、PAKAYAKの純正のヒップブレイスを膝を固定できる場所にベルクロで貼り付けた。フットブレイスも一番前方に移動。さらにセクション6からラダーを取り外した。

2025/4/9





2025年4月8日火曜日

全然ダメだった日

 


9時15分までネットを見ていたのでダックに着いたら10時15分だった。高野さんと少し話をしてから下に降りたら水位が随分下がっていて岩場からの出港。最初ドライスーツが暑かったので大丈夫かと思ったが転覆を繰り返していたらちょっと寒いくらいだった。スカーリングドローからサイドスカーリングへ移行しようとして転覆。ロールで復帰しようとしたら2回失敗して諦めた。PAKAYAKのハッチから水が入ったので泣きながら分解して水抜き。こんなこともあろうかと純正の黒いハッチを持ってきていたので付け替え。ふたたびサイドスカーリング挑戦。倒れかかったらハイブレイスでリカバーしようとするがハイブレイスも失敗。もう何一つうまく行かず気持ちがペチャンコになった。高野さんの指摘でPAKAYAKはどっちかと言うとハードチャインで二次安定性は高い船で、でも転覆角度になるとハードチャインでおまけにセカンドチャインもあるので復帰が困難と。コックピットがバスタブみたいで、おまけにサイストラップが絡みついて沈脱に手間取ったし、もうPAKAYAKには懲り懲りだと思った。高野さんは僕の気持ちを察して、一体型のシーカヤックを買うなら北海道のノーライトがいいと。終わって引き上げたあとノーライトのラサを艇庫から出してくれた。これは実は去年何度か乗った艇で、その時は良さがわからなかったがローボリュームでコックピットもタイトでサイブレイスもバッチリだしとてもいい。ソフトチャインなのでロールもしやすいしリバーカヤックみたいにクルクル回るよ、来週からはこのラサで練習しましょうと。ラサのケブラーは16kgでとても軽い。税込み33万円。ラサのハッチにはクリマプレンのハッチカバーが付いていた。そうか、これがあれば水も入らないしWhetmanのハッチカバーもきっちりハマるかもしれないと思い、帰宅後モンベルのハッチカバーを四千円で一つ注文した。よかったらもう一つ注文しよう。送料無料だし。いやそれにしても今日は本当に散々だった。サイドスカーリングがうまくいかなかったのはまだしも、ロールもハイブレイスも失敗するとは。いいところナシだった。

2025/4/8


スカーリングの3形態


シャフトを立ててスカーリングで横移動するのがスカーリングドロー。
シャフトを寝かせてスカーリングで艇の傾きを保持するのがスカーリングブレイス。



艇から身体を乗り出して仰向けにスカーリングするのがサイドスカーリング。



艇から身体を乗り出してスカーリングせずに仰向けに寝転ぶのがバランスブレイス(スタティックブレイス)。


ちなみに和船の櫓を漕ぐ動作はスカーリングそのものだ。




2025/4/8




2025年4月7日月曜日

サイドスカーリング

 

サイドスカリングの詳しい説明をしている動画を見つけたのでGrokに翻訳と説明してもらったものを載せる。

A: Lie back until your head is as close to the deck as possible (preferably touching).
Hold the paddle in the extended position sticking out to the right, gripping the blade with your palms upwards. Begin sweeping the paddle in a 30 -45 degree arc rotating the blade to ensure is skims across the surface.
頭がデッキにできるだけ近づくように(できれば触れるまで)後ろに倒れます。
パドルを伸ばした状態で右側に突き出し、ブレード(パドルの平らな部分)を手で握ります。そのとき、手のひらを上に向けてください。パドルを30~45度の弧を描くように掃くように動かし始め、ブレードを回転させて、水面を軽く滑るようにしてください。

B: Apply pressure with your right knee, and swing your body off the back deck keeping your shoulders flat on the water surface, continue to sweep the paddle back an forth.
右膝で圧力をかけ、後部デッキから体を振ってずらし、肩を水面に平らに保ちながら、パドルを前後に掃き続けます。

C: Continue to swing your body as far as your flexibility will allow it until you are perpendicular to the kayak. continue to sweep the paddle. Using your knee pressure gently allow the kayak to rotate to vertical or further and lift is back up again. Learn to balance the pressure of your knee to achieve the angle of the kayak you want.
柔らかさが許す限り体を振って、カヤックに対して垂直になるまで動かします。パドルを掃き続けます。膝の圧力を優しく使って、カヤックを垂直またはそれ以上に回転させ、再び持ち上げます。膝の圧力を調整するバランスを学んで、希望するカヤックの角度を実現してください。

D: To recover apply greater pressure with your right knee to flatten the kayak and at the same time sweep the paddle aft as you rotate your body towards the back deck. Keep your head in until your left shoulder is on the back deck. Do not sit up until your head is back in the center of the kayak and the paddle is perpendicular to the kayak. try not to sweep the paddle back further than perpendicular.
回復するには、右膝により強い圧力をかけてカヤックを平らにし、同時にパドルを後方(船尾側)に掃きながら、体を後部デッキの方に回転させます。左肩が後部デッキに着くまで頭を内側に保ちます。頭がカヤックの中心に戻り、パドルがカヤックに対して垂直になるまで体を起こさないでください。パドルを垂直よりもさらに後ろに掃かないように注意してください。




説明
「Lie back until your head is as close to the deck as possible (preferably touching)」: 体を後ろに倒し、頭をカヤックのデッキ(おそらく後部デッキ)に近づけます。理想的には頭がデッキに触れるくらいまで倒すということです。これは、重心を低くしてカヤックの安定性を保つための姿勢で、転覆からの復帰やバランス調整に使われます。

「Hold the paddle in the extended position sticking out to the right, gripping the blade with your palms upwards」という文は、カヤックのサイドスカリング(side sculling)という技術を学ぶ際のパドルの持ち方についての説明です。日本語で自然に解釈すると、以下のような意味になります:
「パドルを伸ばした状態で右側に突き出し、ブレード(パドルの平らな部分)を両手で握ります。そのとき、手のひらを上に向けてください。」
具体的なイメージ
「extended position」: パドルを体から伸ばした状態、つまり腕を伸ばしてパドルを横に持つことを指します。

「sticking out to the right」: パドルが体の右側に突き出ている状態です。サイドスカリングでは、パドルを水面に対して横に動かすので、右側に伸ばすのは自然な動作です。

「gripping the blade with your palms upwards」: ブレードを握るとき、手のひらが上を向くようにします。通常、パドルを握る際はシャフト(柄)を持つことが多いですが、ここではブレードを直接握るという表現が使われているようです。ただし、カヤックの文脈では「ブレードを水に入れる準備として、シャフトを握り、手のひらを上にする」と解釈するのが一般的かもしれません。

サイドスカリングでの状況
サイドスカリングは、カヤックを安定させたり、微妙なバランスを取ったりするために使うテクニックで、パドルを水面に沿って左右に動かします。この説明は、その準備段階で「右側にパドルを伸ばし、正しいグリップで持つ」ことを示していると考えられます。

「Begin sweeping the paddle in a 30 - 45 degree arc rotating the blade to ensure it skims across the surface」という文は、カヤックのサイドスカリングにおけるパドルの動かし方に関する指示です。日本語で自然に解釈すると、以下のようになります:
「パドルを30~45度の弧を描くように掃くように動かし始め、ブレードを回転させて、水面を軽く滑るようにしてください」

具体的な解説
「sweeping the paddle in a 30 - 45 degree arc」: パドルを水面上で動かすとき、単に直線的に動かすのではなく、30度から45度の角度で弧を描くように動かします。これは、カヤックの横にパドルを伸ばした状態から、前後に軽く掃く動作を指します。弧の範囲が30~45度というのは、動きが小さすぎず大きすぎない、適切な範囲を示しています。

「rotating the blade」: パドルのブレード(平らな部分)を動かしながら、少し角度を変える(回転させる)ことを意味します。これによって、水面に対するブレードの向きを調整し、次の動作がスムーズに進むようになります。サイドスカリングでは、ブレードの角度を変えることで水を効率的に捉えたり、抵抗を調整したりします。

「to ensure it skims across the surface」: ブレードが水面を「滑る」ようにすることが目的です。つまり、パドルが深く水に沈み込まず、表面を軽く撫でるような動きを保つということです。これにより、カヤックの安定性を保ちながら微調整が可能になります。

サイドスカリングでの動作イメージ
サイドスカリングは、カヤックを安定させるための技術で、パドルを水面に沿って左右に動かしてバランスを取ります。この文は、パドルを右側に伸ばした状態から、弧を描くように掃き動かし、ブレードが水面を滑るように調整する動作を説明しています。手のひらを上にしたグリップから始まり、パドルを動かす際はブレードの角度を微妙に変えながら、軽やかに水面をなぞるイメージです。

「Apply pressure with your right knee, and swing your body off the back deck keeping your shoulders flat on the water surface, continue to sweep the paddle back and forth」という文は、カヤックのサイドスカリングに関連する動作で、特に体の使い方やバランスの取り方についての指示です。日本語で自然に解釈すると、以下のようになります:「右膝で圧力をかけ、後部デッキから体を振ってずらし、肩を水面に平らに保ちながら、パドルを前後に掃き続けます」

具体的な解説
「Apply pressure with your right knee」: カヤックの中で右膝を使って力を加えます。これは、カヤックの傾きを調整したり、安定性を保つために体を支える動作です。右側にパドルを伸ばしている状況を考えると、右膝で軽く押すことで、カヤックのバランスを微調整していると考えられます。

「swing your body off the back deck」: 「後部デッキ(カヤックの後ろ側の平らな部分)から体を振ってずらす」という意味です。カヤックに座った状態から、体を少し後ろに動かしたり、傾けたりする動作を指します。この動きは、サイドスカリングで水面に近い位置でバランスを取るための準備です。

「keeping your shoulders flat on the water surface」: 肩を水面に平らに保つというのは、体をかなり低く倒して、肩が水面に近づくか触れるくらいの姿勢を維持することです。これは、カヤックが傾いた状態での安定性を保つためや、低い重心を意識した動作を示しています。

「continue to sweep the paddle back and forth」: 先に説明したように、パドルを前後に30~45度の弧を描くように掃き続ける動作です。この動作を止めず、体の動きと連動させて行います。

動作の全体像
この説明は、サイドスカリングをしながらカヤックのバランスを保つ、あるいはリカバリー動作(転覆から復帰する技術)に近い状況を想定している可能性があります。具体的には:
右膝でカヤックを支えながら、体を後部デッキからずらす(おそらくカヤックが右に傾いている状態)。

肩を水面に平らに近づけることで、低い姿勢を保ち、安定性を確保。その間、パドルを前後に掃き続けて、カヤックをコントロール。この動作は、カヤックが不安定な状態(例えば傾きすぎたとき)に、体とパドルを使ってバランスを取り戻すテクニックの一部と考えられます。肩が水面に近いというのは、やや上級者向けの動作で、転覆寸前の状態から復帰する「ロー・ブレイス」や「スカリング・ブレイス」のような技術に似ています。

「Continue to swing your body as far as your flexibility will allow it until you are perpendicular to the kayak. Continue to sweep the paddle. Using your knee pressure gently allow the kayak to rotate to vertical or further and lift it back up again. Learn to balance the pressure of your knee to achieve the angle of the kayak you want.」を日本語で自然に解釈すると、以下のようになります:
「柔らかさが許す限り体を振って、カヤックに対して垂直になるまで動かします。パドルを掃き続けます。膝の圧力を優しく使って、カヤックを垂直またはそれ以上に回転させ、再び持ち上げます。膝の圧力を調整するバランスを学んで、希望するカヤックの角度を実現してください。」

具体的な解説
「Continue to swing your body as far as your flexibility will allow it until you are perpendicular to the kayak」: 体をさらに振って(前の動作の続き)、柔軟性の限界まで動かします。目標は、体がカヤックの長軸に対して垂直(90度)になる姿勢です。つまり、カヤックが横に並んだ状態で、体を横に倒していくイメージです。これはかなり体を傾ける動作で、バランスと柔軟性が求められます。

「Continue to sweep the paddle」: 前述の通り、パドルを30~45度の弧で前後に掃き続ける動作を止めません。このパドルの動きが、カヤックの安定性やコントロールを支えます。

「Using your knee pressure gently allow the kayak to rotate to vertical or further」: 右膝(おそらく前の文脈から)の圧力を優しく調整して、カヤックを回転させます。「垂直(vertical)」とは、カヤックが横に90度傾いた状態を指し、「それ以上(further)」はさらに倒して転覆に近い状態まで行くことも可能ということです。この動作は、膝でカヤックの傾きを微妙にコントロールする技術です。

「and lift it back up again」: カヤックを垂直やそれ以上に傾けた後、再び元の姿勢(水平に近い状態)に持ち上げます。これは膝の圧力と体の動き、パドルのサポートを組み合わせたリカバリー動作です。

「Learn to balance the pressure of your knee to achieve the angle of the kayak you want」: 膝の圧力を調整する感覚を習得することが重要です。どのくらいの力で押すか、どのタイミングで緩めるかで、カヤックの傾き角度を自由に決められるようになります。これがこの練習の最終目標です。

全体の動作イメージ
この一連の説明は、カヤックのサイドスカリングを応用した高度なバランス練習や、転覆からの復帰技術(ロールやブレイシング)に近いものです。
具体的には:パドルを掃きながら、体をカヤックに対して垂直になるまで大きく傾ける。膝の圧力でカヤックを意図的に垂直まで(またはそれ以上)回転させ、コントロール。その後、膝とパドルの動きでカヤックを再び水平に戻す。この過程で、膝の圧力加減を学び、思い通りの角度に調整する感覚を身につける。

これは、カヤックが不安定な状況でのコントロール能力を養うためのトレーニングです。特に「垂直まで回転させる」というのは、エッジング(カヤックの縁を水に浸けて傾ける技術)や、ロールの基礎練習に通じる動作です。

「To recover apply greater pressure with your right knee to flatten the kayak and at the same time sweep the paddle aft as you rotate your body towards the back deck. Keep your head in until your left shoulder is on the back deck. Do not sit up until your head is back in the center of the kayak and the paddle is perpendicular to the kayak. Try not to sweep the paddle back further than perpendicular.」を日本語で自然に解釈すると、以下のようになります:
「回復するには、右膝により強い圧力をかけてカヤックを平らにし、同時にパドルを後方(船尾側)に掃きながら、体を後部デッキの方に回転させます。左肩が後部デッキに着くまで頭を内側に保ちます。頭がカヤックの中心に戻り、パドルがカヤックに対して垂直になるまで体を起こさないでください。パドルを垂直よりもさらに後ろに掃かないように注意してください。」
具体的な解説
「To recover apply greater pressure with your right knee to flatten the kayak」: 「回復する」とは、カヤックが傾いた状態から水平に戻す動作です。右膝に強い圧力を加えることで、カヤックの傾きを修正し、平らにします。前の文脈から、右側に傾いている状況を想定しているようです。

「and at the same time sweep the paddle aft」: パドルを「後方(aft)」つまり船尾側に掃きます。これは、パドルを水面で前後に動かすサイドスカリングの動作を、後ろ方向に重点を置いて行うことを意味します。この動きがカヤックの安定を助けます。

「as you rotate your body towards the back deck」: 体を後部デッキ(カヤックの後ろの平らな部分)に向かって回転させます。これは、肩を水面に近づけた状態から、体を後ろに倒してカヤックに沿うように戻す動作です。

「Keep your head in until your left shoulder is on the back deck」: 「頭を内側に保つ」とは、頭をカヤックの中心側(船体に近い側)に寄せたままにすることです。左肩が後部デッキに触れるまで、この低い姿勢を維持します。これは、重心を低く保ち、転覆を防ぐためのポイントです。

「Do not sit up until your head is back in the center of the kayak and the paddle is perpendicular to the kayak」: 体を起こす(座る)のは、頭がカヤックの中心に戻り、パドルがカヤックの長軸に対して垂直(90度)になるまで待つ必要があります。これは、バランスが完全に回復するタイミングを見極める指示です。

「Try not to sweep the paddle back further than perpendicular」: パドルを後ろに掃くとき、垂直(カヤックに対して90度)の位置を超えてさらに後ろに動かさないように注意します。パドルが垂直を超えると、逆に不安定になる可能性があるためです。

全体の動作イメージ
この説明は、カヤックが右に大きく傾いた状態から、サイドスカリングと体の動きを使って水平に戻す「リカバリー」技術を詳述しています。具体的には:
右膝に強い圧力をかけて、カヤックを平らにしようとする。同時に、パドルを後方(船尾側)に掃きながら、体を後部デッキに向かって回転。頭を低く保ち、左肩が後部デッキに着くまでその姿勢を維持。頭がカヤックの中心に戻り、パドルが垂直になった時点で初めて体を起こす。パドルは垂直を超えて後ろに掃きすぎないよう注意。

この動作は、「ロー・ブレイス」や「スカリング・ブレイス」といったカヤックのバランス回復技術に似ており、転覆寸前の状態から安全に復帰する方法です。肩をデッキに近づける低姿勢や、頭を最後に中心に戻す点が、転覆を防ぐための重要なテクニックです。






2025年4月6日日曜日

アクアバウンドのタンゴ

 

Tango Fiberglass 2-Piece Bent Shaft Kayak Paddle (Cosmetic Second) (リンク)が届いた(右はSting Ray)。
さっそく庭で振り回してみたらとてもいい。250cmのSting RayはTangoより明らかに重くて長い分慣性モーメントが大きい。Tangoは軽くて振り回しやすいしシャフトの表面がツルツルでbent shaftなのがとても気に入った。




ロールでパドルの角度を間違えないために綿棒をテープで貼り付けた。

2025/4/6

2025年4月4日金曜日

カヤックは間断のない不測の事態の連続



寝転びスカーリングで失敗したらロールすればいいが、サイストラップでのロールは未経験。ここはひとつ先生に見守ってもらいながらやったほうが安全だろうと考えて、昨日先生に来週の火曜日のコーチをお願いしたらOKと。でもスカーリングの技術はまだまだだ、寝転びスカーリングは無理の返事。ちょっとがっかり。で、今朝また考えた。来週火曜日まで待つのもナンだし、今日はいい天気だから知明湖の出合なぎさスロープを降りたところの水も澄んできれいだから、あそこで今日ロールと寝転びスカーリングをやっちゃおう、来週火曜日は沈脱からのロール復帰を初チャレンジすればいいと考えた。でも車で出発してから、うーんやっぱり無理は禁物だ。今日はいつも通り漁協スロープへと方針変更。

風がすごく強い。少しだけスカーリングをやってから出合なぎさスロープへ。今日のテーマはエッジング。出合なぎさでブロック柵につかまりながらNo.2エッジ。帰りは強烈な向かい風。波もある。外傾ターンのエッジングで気が付いた。左右の坐骨結節を結んだ線を傾けたい方向に回せば希望のエッジングが得られる。これはちょっとした発見かも。

さて、でも実は今日は2つもショックなことがあった。1つ目は出港してすぐにふと右手首のInsta360 X4のGPSリモコンを見たらベルトの中身がない!ああ、なってこった。リモコンを落としてしまったのだ。どこで!?いやいや数メートルしかまだ出港していないし出港してからはベルトからリモコンを落とす動作はしていないはず。不安にかられながら暗然とした気持ちでふたたびスロープに着岸。あたりの水辺を見渡しても見当たらない。ふとコックピットを見たらあった!コックピット内に転がっていたのだ。たぶんスカートをコーミングリップに引っ掛けているときに落ちたんだろう。しかしなぜ船外に落ちなかったのかは未だに謎。一応リモコンを手首側に回してふたたび装着した。

もう一つは帰港して船を降りるとき。背中側に回していたウエストポーチをおなか側に回そうとしたらポーチのベルトが回らない。無理やり回して側腹部を見たら大事な家の鍵や車のキーの入ったポケットのジッパーが何かに引っかかっている。それを無理にベルトを回したものだからジッパーが開いているのだ。
ヒヤッとした。鍵を水中に落としていないか不安になったがそこまで大きく開いていない。とにかくその引っ掛かりを外そうとしたがまったく外れる気配がない。仕方がないのでポケットの中からキーホルダーに付けたスイスナイフを取り出してハサミでジッパーに引っかかっているものを切ったらポーチが回るようになった。そのときには何がジッパーに引っかかっていたのかわからなかったが、帰宅後イオンのPFDを脱いだら腰ベルトを通している鞘の布の部分がほちけていた。ああ、こんなところがジッパーのフック部分に引っ掛かるのだ。なんでわざわざこんなところに・・・。引っ掛けようと思ってもそうそう引っ掛かるもんでもないだろうに。まぁとにかくこのウエストポーチはあちこちジッパーやらフックが付いているので今回みたいな不測の事態の原因になりかねない。帰港してからだから良かったが漕いでいる途中や、最悪ロールや沈脱のときに引っかかったら命に関わる。身の回りをできるだけシンプルにしないと。でも最低限iPhoneと自宅の鍵と車のキーは船上に持ち込まないといけないのだ。どうしたらいいんだろう。まぁチヌークならポケットが2つあるからOKだ。イオンはなぁ。
帰宅したらTango Fiberglass 2-Piece Bent Shaft 210cmが届いていた。さっそく庭で振り回してみたらとてもいい。250cmのSting RayはTangoより明らかに重くて長い分慣性モーメントが大きい。Tangoは軽くて振り回しやすいしシャフトの表面がツルツルでbent shaftなのがとても気に入った。

2025/4/4



2025年4月3日木曜日

ハイブレイスはいつ必要になるか


僕がいつも漕いでいるのはダム湖という静水なので大した波は来ない。ということは船が傾いても大抵の場合はローブレイスで十分。いやむしろほとんど体重移動でしのげるのでローブレイスもいらない。
僕がヤバいと感じるのはどんなときかというと、なにかの拍子に、例えばフォワードストロークからバックストロークに変わるときなどにパドルのブレードがクライミングからダイビングになってしまったときだ。

こんなときは慌てる。姿勢を戻すためにパドルを持ち上げようとしても、そもそも間違ったブレードの角度になってしまっているので、角度をどう戻せばスライスでブレードを水面に上げられるかがわからない。だから角度調節せずに無理やりブレードを持ち上げる。無理やりなのでブレードが水面に上がってくるのに時間のロスがある。もうその時には船はかなり傾いている。そうするともうローブレイスしようと思っても、ブレードの片側は水中にあるので有効なブレイスができない。そうなったら手首を肘より高く上げてハイブレイスをやるしかない。

つまりまずまず安定して静水で漕げるようになったら、転覆する原因はパドル操作ミス。
そしてそのとき必要なのはハイブレイス。

2025/4/3


パドルホルダー

 


パドルリーシュは転覆時に首に巻き付く危険があるので使わないほうがいいという記事を見たので昨日はパドルリーシュを使わなかったがやっぱりちょっと不便。パドホルを使わなくなったのは吸盤が弱くてすぐ外れたりなくしたりするからだ。3インチ吸盤にパドホルを固定することを思いついたがやってみたら背が高すぎるし大げさだ。それでパドホルに付けたラインをフックでデッキラインに繋ぐことにした。

2025/4/3


2025年4月2日水曜日

スカーリングとローリカバリーの練習

 
肘を脇につけて体幹を回して漕ぐというのが今日のテーマだったがむつかしい。
やはり腕漕ぎになってしまう。しかしまぁ一応横に進むからいいか。

ローリカバリー。パドルがペタンではなくドップンと音を立てるように、肘を直角にしてグーで水面を叩くべしというのがOSKの指導だが、ダイさんはそれでは肩を痛めるし、実際海上で多用するのはペタン方式のほうだと。一応今日はOSK方式でやってみた。

Insta360 X4はスピード測定も出来るのでやってみた。6~9km/hをウロウロ。

2025/4/2