昨日の線状降水帯による豪雨で一庫の水位が上がっていることを期待したがドーリーにPAKAYAKを乗せてスロープを降りていったらむしろずいぶん水位が下がっている。水面の芥をパドルで脇に追いやって乗船。ただ昨日腹筋・背筋のトレーニングをしたせいか腰背部が重痛い。それでまず上流へ向かった。
驚いたことに龍化隧道がすっかり姿を現している。このトンネルはむかし植村治郎兵衛というひとが大枚の自費をなげうって作り上げた手掘りのトンネルで往時は大阪から丹波へ行くために多くのひとがこのトンネルを利用したそうだ。しかしこの上に新龍化トンネルが作られ一庫ダムが出来たために水没。水位が低いときは姿を現すとのこと(リンク)。
カヤックで通過できるか不安だったがしずくの落ちる入り口を通って通過。天井や側面は岩肌がむき出しで野趣満点。隧道を抜けると一庫大路次川の上流の浅瀬から川の水が奔流となって注ぎ込み水面が逆巻いている。怖かったのですぐにUターンして下流へ向かったものの知明さくら橋でUターンして帰ってきた。
追記:この隧道をカヤックで通れるのは貯水位が標高140~143メートル前後の時だけなので一庫ダムのホームページ(リンク)で現在の水位を確認することをお勧めします。
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