2025年1月31日金曜日

自撮り棒を舳先に

 





今日も北風の中力漕。吸盤マウント+Velbon雲台作戦の結果だがやはり3m自撮り棒は重くて雲台で支えきれない。やむなく伸ばした自撮り棒をデッキの上に寝かせて船首の右前方30cmから撮影したが被写体との距離が近すぎてstitching lineがちょうど舳先を横切る形になった。まぁ仕方がない。出来るだけ舳先をアップで撮りたかったのだから。次回の撮影では自撮り棒の先端とカメラの間にVelbonのアングルアダプターを噛ませてみよう(*)。そして小さい方の吸盤マウントに延長チューブ経由でパドホルを付けて自撮り棒先端の支えにする。うん、いい考えだ。

(*)アングルアダプターでInsta360 X4を装着したら見えない自撮り棒が見える自撮り棒になってしまうことを忘れていた。なのでこの方法は却下。

2025/1/31





2025年1月29日水曜日

Whetmanの青いハッチカバー

 





去年PAKAYAKのパッキン用にアマゾンで買った10φ x 10M タフシール EPDM スポンジ ゴムがひょっとしたらデッキカバーの固定に使えるのではないかと思いついた。ぶかぶかだったWhetmanの青いハッチの内枠に挿入したらぴったりだった。これでハッチの余分スペースが解消されたがこれだけではハッチは落ちるし密閉力はない。そこで両側のグラブラインをバンジーコードで寄せてみたらハッチを固定できそうとわかった。白いユタカメイクのロープを左右のグラブラインにしてその間をバンジーコード+CAMJAMで繋いだ。きれいに出来たと思う。知明湖で試運転。今日も風が強い。一庫大路次川を南下したが南風があまりに強いので引き返した。帰りは右後方からの強い波風に乗って帰投。動画ではのんびり漕いでいるように見えるが結構怖かった。前述のハッチカバーはぶかぶかでPAKAYAKには使えないと思って一時は自室納戸の上にほっぽっていたが落とし前をつけられてホッとしている。帰りにiPhoneが見当たらない。スロープを降りていったらそこに落ちているのを見つけた。黄色いWater Traceという防水ウエストバッグに入れたつもりがお腹とバッグの隙間から落ちたのだ。いろいろ無くしては見つける。その繰り返し。



2025年1月27日月曜日

ラダー調整その2

ラダーを操作するためのラインを取り付けたペダルの動きが渋いのでシリコンスプレーを噴霧したらめちゃくちゃスムーズになった。
ラダーのラインをペダルに留める方法についてだが自在金具というものがあることを知った。テントのラインをペグに固定するための道具だがとてもシンプル。なーんだ、こんな方法があったのか。CAMJAMは大きくて大げさだしラインを引っ掛ける動作もスマートじゃない。自在金具にすべきだった。


買ってきた自在金具にラインを通してタイラップ経由でラインを通してみたが使い物にならない。テンションが掛かっているときは問題ないが牽引が緩むとスルスル緩んでしまう。

結局CAMJAMでタイラップにつなぐ方式に戻した。

2025/1/27



2025年1月25日土曜日

ラダー試運転

 


今日はラダー試運転。漁協のスロープには誰もいない。風が強い。組み立てて出航したがペダルの踏み心地が硬い。実は片方、例えば右を踏んだら左は引っ込めないといけない。力を入れないのではなく、積極的に足を引かないといけない。それがわかってからはペダルの踏力が減って楽になった。それからペダルの位置。ペダルを踏むためにはラダーなしのときよりも膝の上げ下げ幅が大きくて、膝を下げたときにペダルが遠くても駄目だし、膝を上げたときにコクピットの天井にあたっても駄目。微妙な位置調整にCAMJAMが役立った。さらに調整のためにシートバックを後ろに下げた。しかしこの位置だとロールに支障が・・・。がっちり膝を固定できないのだ。
ラダーの恩恵はしっかり感じた。今日は風が強くて大きく舵を取られた(風見鶏現象)がラダーのおかげで修正が容易だった。

2025/1/25


2025年1月23日木曜日

ラダー調整

 


CAMJAMが届いた。


装着方法。


ラインをCAMJAM経由でタイラップに。


今日は知明湖でラダーの試運転をしようかと思ったが、待て待て、いろいろ調整してからだと思いカヤックを分解したり組み立てたりした。CAMJAMも届いたのでラインの末端をタイラップに接続。時々フットブレイスが引っかかる。なかなか原因が掴めなかったがペダルを一番奥まで踏み込んだときに軽いロックが掛かることに気が付いたのでラインの長さを少し短くした。昼12時前にようやく終了。ラダーの組み立てで不自然な姿勢が続いたので少し腰背部痛。試乗は明日以降だな。

2025/1/23



2025年1月22日水曜日

PAKAYAKにラダー装着

 


朝からラダーの装着作業。英語の説明書と首ったけで作業し殆どを理解してその通りすることが出来たが問題はラダーとその支持組織のブラケット。目を皿のようにしてマニュアルを読むがラインの通し方がわからない。四苦八苦してなんとか完成したが出来上がってからブラケットに2箇所穴があることに気が付いた。ひょっとしてこれはラインを通す穴?しかしマニュアルには記載はないし(あとから見直してみると3ページの上から3段目にちゃんと記載されていた。でもどっちのラインをどっちの穴に通すかはこの絵と説明からははっきりしない)とりあえず通してみたらラインが暴れなくなった。
このラダー上げ下げの2本のラインの断端はバンジーになっていてそれをコクピット右の穴フックのカラビナに装着するのだがなぜバンジーなのかは組み立て終わってからわかった。この牽引力でラダーの角度を仮固定することが出来るのだ。
昔買って全然使っていなかったKnots 3DというiPhoneアプリがラインと各種のカラビナを結ぶのにとても役に立った。錨結びとかもやい結びとか、あとYouTubeで知ったトートラインヒッチという自在結びとか。僕は昔から括る技術を全く覚えずに今まで過ごしてきたのでそのハンデを折ふし自覚して残念に思っていたのだが、今回いい機会だから覚えようと思って箱からいろいろ紐を出してきてみたがちょうどよい紐がない。それでアマゾンで太さ5ミリ長さ2メートルの100円くらいの紐を注文してみた。あと問題はフットレストに引っ掛けたタイラップにラインを繋ぐのだが長さの調節が難しい。ペダルを足で踏み込んでラダーを左右にふるのだが、自在結びでやってみたがほどけてしまったり、固く結びすぎてほどけなかったり。それでこれもアマゾンでCAMJAMという自在フック4個で2,080円を注文。結局ラダーのセッティングで丸一日かかった。

2025/1/22


2025年1月20日月曜日

塩島パドルデビュー

 


塩島パドルデビュー。温かいのでウェットスーツを着て知明湖の出合なぎさ公園へ。予備パドルはIPIK。スプレースカートはREED。水面は階段の3段目まで下がっているが10段以上あるのでまだまだ大丈夫。Gパは最初要領を得なかったが今朝塩島さんのテキストを読んできたのでだんだんわかってきた。手もちゃんと水に浸けて漕いだ。一漕ぎ一漕ぎフォームを意識しながら丁寧に漕いだ。右肩が痛くなったができるだけ腕に負担をかけないように、というか腕の力はゼロで腹筋と腰の回転だけで漕いだら次第に痛みが消えていった。いつものアクアバウンドなら1時間も漕いだらすごく疲れて腰が痛くなって早く帰投したいと思うのに今日は1時間半漕いでもずっと漕げる感じが続いた。

2025/1/20















2025年1月19日日曜日

散々な一日

 


先日のNRSの動画(リンク)を参考にスカーリングをやってみたが全く陸に近づかない。いやむしろ遠ざかってしまう。何度やっても同じ。もっと身体を右に傾けなければと思うのだが倒れそうになって恐怖ですぐローブレイスしてしまう。それで一旦諦めて普通にカヤッキングしようと途中まで漕ぎ進んだが、これでやめたら何のために高いドライスーツを買ったのかわからない。絶対後悔すると思って引き返した。もう一度挑戦したがやっぱり駄目。でも諦めきれない。


それで今度はせめてNRSの動画でやっていた仰向けスカーリングに挑戦することにした。ところがこれも失敗。仰向けになった一瞬だけ、あ、浮くかと思ったが瞬く間に沈んでしまった。なんとかロールで復帰。



あーあ、やっぱり出来なかった。出港場所のスロープまで戻って、どうせもう今日はすでに転覆したし一回も二回も同じことだと思って挑戦。寝転ぶと一瞬浮きかけるが沈んでしまう。ロールで復帰しようとしたが2回失敗。息が苦しくなりながら3回目でなんとか浮上することが出来た。
わかりました。出来ません。帰ります。帰って泣きながら失敗動画でも観ます。

帰宅後に動画を見て気が付いた。
体幹をもっと思い切り左に捻って顔を空に向けるべきだ。そうすれば腕もパドルも水面を漕ぐことで沈没を免れる。そうしなかったために腕やパドルが水中深く潜って浮力が失われ転覆したのだ。ロールを2回失敗したのは顔がパドルを向いておらず頭から起き上がろうとする初歩的なミス。3回目も同じ。起き上がれたのは腕力、つまりヤケクソロールだった。あんなに練習したのに顔の向きを体が覚えていなかった。がっかり。

それにしてもスカーリングの難しさよ。
ひとつはPAKAYAKの二次安定性?
傾斜40度を境にそれより斜度が小さいと強い復帰力、大きいと一気に転覆。リーンを維持することがとても難しい。つまり僕のスカーリングが陸に進まないのは適切なリーン斜度が維持できていないからではないか?

もうひとつは手首の返し。動画を見るとフォワードストロークからバックストロークに切り返すときに手首が返っていない。バックストロークのとき十分に手首が返っていないために深く水をキャッチして艇が倒れそうになる。それが怖いからリーン斜度を保てない。

対策:
手首の返しをしっかり意識すること。そしてリーン斜度を保つために安定した高速パドル往復運動を身に付けること。
うーん、これまた大変だ。

2025/1/19

2025年1月16日木曜日

OSKをサブスクライブ

 



1月からOnlineSeaKayakingコースの受講をサブスクライブした。
OnlineSeaKayaking(リンク)というのはネット上でカヤックのスペシャリストの講義動画を見ることの出来るサービスでその概要によれば

オンライン シー カヤックは、構造化されたオンライン コースを備えたオンライン コーチング ウェブサイトです。 美しい場所でドローン、スローモーション、水中撮影を使用して撮影された 30 時間以上の高品質ビデオ レッスンで、スキルを明確に示します。 OSK コーチのサイモンとジェームスは、カヤックに対する深い知識、経験、そして明確な情熱を持っています。 各レッスンは、論理的な段階で演習と学習を行うように設計されています。 質問したり、フィードバックのために練習ビデオをアップロードしたり、OSK コーチやコミュニティから無制限のサポートを受けることができます。 購読者は、すべての OSK コースと、ライブラリに追加された新しいコースにアクセスできます。

というもので言語は英語のみ。レッスンを観ながらノートに要点をまとめていくということを始めた。とにかくカヤックという分野は個人教授は別として、理論的で系統だった学習をするための教科書がない。個々のテクニックについてYouTubeで学ぶことは出来るが、いずれの動画もコツは教えてくれてもなぜそうするのかという理論的な説明がない。まぁ若い人は例えば自転車ならあっというまに両手離しやウィリーなどが出来るようになるので理論などどうでもいいだろうが高齢者は不器用なので何度も練習する必要がある。そのときに理論があると自分の間違いを自分で修正することができる。またカヤックに限らずある領域世界に入って学習するに当たり、自分が今どのあたりのことを学んでいるのかというマップ(地図)が必要だ。そのためにも系統だった授業が必要。マップがあれば、例えばある技術の習得がどの技術の習得につながっていくのかがわかる。モチベーションを維持しやすいし喜びも大きい。
ということで今はCore PrinciplesのSitting Tallを終えたところ。

2026/1/16


2025年1月5日日曜日

NRSのスカーリングビデオ



NRSのスカーリングビデオ。とても参考になる。何度も見る。




これも。

2025/1/15




ポジショニングを調整

 


スプレースカートがコーミングリップの後端になかなか引っかからない。それは広いコックピット内で膝をロックするためにシートを前方に移動したせいだ。
シートと背もたれを少し後方に戻してフットブレイスを3コマほど手前に寄せて膝を立たせ新たにサイブレイスを取り付けてなんとか落ち着いた。室内で何度もロール練習。

2025/1/5

後日追記(1/16):
スポンジサイブレイスの位置が最終的に決まったのでやれやれと思ってHATCHのニーパッドを付けてロールしたら膝が抜ける。あーあ。駄目だ。やっぱりスポンジサイブレイスは使い物にならない。ヒップブレイスともども無駄な買い物だった。それで以前のようにフットペダルを一番前にずらし、シートバックを5センチほど前方にセットし直し、ニーパッドを付けてロールしたら膝はバッチリ固定されて外れない。もうこれしかない。もうこれしかない。もうこれしかない。この件はもうこれで最終解決だ。もう悩むことはないだろう。




2025年1月4日土曜日

新春の千丈寺湖

 




風も弱そうなので千丈寺湖へ。着いてみるとたしかにほぼベタ凪。最初IPIKで漕ぎ始めたがやっぱりしっくりこないのでアクアバウンドに変更。スカートの装着にとても手間取った。コーミングリップの後端になかなか引っかからない。これはちょっと考えないと(*)。
カワウやおしどりやカモや、なんとカワウソも泳いでいた。Insta360 X4で撮影したが超広角なので編集で拡大しても画像が荒くて全然駄目。

追記(*):後端に引っかからないのはスカートのせいじゃない。ロールのためにシートをかなりバウ側に移動させたせいだということにやっと気が付いた。ということは・・・。

2025/1/4



2025年1月3日金曜日

2025年の初漕ぎ



水位が下がって出艇しやすくなっているかもと思って出合なぎさ公園へ行ってみたら案の定階段テラスのところまで水位が下がっていた。これならあまり艇や足を汚さずに乗り降りできるかも。出発したが意外に風が強くて波が立って怖かった。スポンジシートで腰高になっているせいで不安定なのかもと考えて一庫公園のスロープに寄せてスポンジシートを外して本来のPAKAYAKのシートの上に直に座って漕いだら安定した。ほんの30分ほどで帰投。干上がった芥で船体が汚れるのが嫌なので水面から持ち上げてきれいなベンチの上に置き、それからもう一度持ち上げて芥で汚れていないスロープまで担いでいった。25キロはやっぱり重い。

2025/1/3