2024年9月26日木曜日

やっぱりダメ

 朝寝床で何度もイメージトレーニング。
Five Steps to Roll
1.    体幹左旋
2.    両腕進展と体幹前屈
3.    回転
4.    尻突出
5.    ハイブレイス
これでうまくいくか?
だが現地で5シリーズ(各2~3回)トライして1回だけ成功。しかもその時動画を撮っていなかったのでどのようにして成功したのかわからずじまい。9時から12時前までやってへとへとに疲れて吐き気を抑えながらカヤックを駐車場まで押し上げて帰ってきた。
(2024/9/26)




2024年9月25日水曜日

イメージが完成

 まだ実際に湖上で試していないがイメージトレーニングが完成した。
というのは前半のセットからパドル水面移動したあとどのタイミングでどのようにしてヘッドダウンとハイブレイスにもっていくかが昨日の朝わかったからだ。
具体的には10時過ぎにパドルが上がったら腰を落としてホッテントットのようにお尻を突き出しハイブレイスする。
肉離れからもうすぐ一ヶ月。今週後半に実地でためしてみよう。
(2024/9/25)








2024年9月20日金曜日

スイープロール(Ken Whiting氏の動画を参考に)

 
Ken Whiting氏の動画の要点(一部)をまとめてみた。

  • パドルが90度になってから下方圧を加え始める。
  • パドルのサポートを受けるには C to C よりも大きな弧を描く必要がある。
  • 右腕がカヤックの外に大きく弧を描くあいだ左腕は肘を曲げて脇を締め(体幹に近づけ)受け身な状態になる。
  • パドルに水面近くをトレースさせ続ける唯一の方法はパドルに登坂角(climbing angle)を保持させることである。
  • 登坂角(climbing angle)とはパドルブレードのエッジを高位に誘導し、それによってパドルが水面を登れるようにすること。(具体的には左肘を目一杯屈曲させつつ目一杯後ろに引き、右肘をいっぱいまで伸ばして右パドルの先っちょが水面を向くようにするということか)。
  • 90度にパドルを回旋する際は常にパワーポジション(注1)を維持すること。
  • 体幹を回旋させてパドルをスイープしているとき腕を固定すること(腕を振り回すのではなく体幹のローテーションによってパドルをスイープさせる)。そのためには右パドルの先端を目で追い続けるというのが最も良い方法である。
  • パドルがまだ船首側にある時にはパドルは船体の回転にはほとんど寄与していない。船体回転に最大の力を発揮するのはパドルが90度のあたり(注2)。
  • 船体を回転させるためにはヒップスナップが必須。
  • スイープの後半でパドルに水の抵抗が加わるとそれを支えにして有効なヒップスナップが可能になる(注3)。
  • リカバリーでは大多数が船体復帰時に上体を少し後ろにそらせるが前かがみでフィニッシュすることを好む人もいる。
  • リカバリーで最もしばしば目にする問題はヘッドアップが早すぎること。ヘッドアップすると左膝が持ち上がって挺が右に傾きひっくり返ってしまう(注4)。頭を起こすのは身体が全部挺の上に持ち上がったあと。
  • 頭を最後まで起こさないための最も良い方法のひとつはロールの最初から最後まで右パドルの先を見続けること。これはリカバリー中に頭を下げ続けるのに役立つだけでなくキャッチのときに体幹を回旋させる手助けをしてくれる。
  • リカバリーがそつなく終了すればあなたの身体は少しだけ後ろに反っているだろう。そのときあなたの顔と体は左のパドルブレードの方を向いているだろう。
  • 終了時にパドルを持つ手を少しだけ反屈させておく。そうするとすぐパドルを漕いで不安定なカヤックをスカーリングやブレイスで安定化させることができる。


(注1)
パワーポジション:腕を身体の前に保つこと。パドルを前に持った腕、胸、パドルシャフトがボックス(正方形)を形成する。どのようなストロークでもこのボックスを維持する必要がある。肩の脱臼は石を投げるときのように、腕が肩の上、しかも後方にある状態(このときボックスは歪んで平行四辺形になっている)で圧がかかると発生する。

(注2)

(注3)

(注4)



(2024/9/20)


2024年9月19日木曜日

肉離れ受傷23日目


 肉離れ受傷23日目。そろそろカヤック解禁してロール練習しに行こうと思い、夕べ寝床でロールのイメージトレーニングをしていたので8時半に就寝したのに眠りに落ちたのは11時過ぎだった。
ハイブレイスが成功したのはヘッドドロップで腰を回せるようになったからなのにそれをすっかり忘れていた。ロール後半のハイブレイスでヘッドドロップすることがとても大切なのだ。Ken Whiting氏のロール動画を見ると前半のスイープで艇は回転しておらず後半のハイブレイスだけで起き上がっている動画がある。前半のスイープは水面を這うような軌跡を描くにはどうすればよいかについて悩んできたが、前半はパドルを挺の90度方向に回転させ、そのポジションでパドルが水面近くにあることを確認しそこからハイブレイスすればそれだけで起き上がれるのではないか。これってC to C?と思ってKen氏のC to Cの動画(↑)を見たら左のパドルが完全に底の底に上がっていて、彼はC to Cの短所は分厚くてボクシーな挺では左のパドルが持ち上がりそのせいで右のパドルが水面位置を維持できないことだと述べている。ということはPAKAYAKでC to Cは無理だ。

それで今朝PAKAYAKでロール成功した自分の動画を何度も見ていてスイープ前半45度ですでに挺が45度回転していることに気が付いた。これはスイープのおかげというよりたぶん左足でフットブレイスを蹴って右膝でコクピットを蹴り上げて挺を回転させているのだろう。



セット→左回転にスイープしながら左膝を伸ばしてフットブレイスをキックしつつ右膝を立てて腰を左に回転し→上体を起こして今度は逆に右回転にスイープしつつ頭は右を向き右にヘッドドロップしながら右パドルでハイブレイス。

この動作を何度も繰り返して、何も考えなくてもできるようになるまで実地は待とう。
(2024/9/19)



2024年9月1日日曜日

ロールのひらめき

 


今朝寝床で先週の一人ロール練習動画を見ていてひらめいた。
右耳を擦るように右上腕を回旋させても身体が船の進行方向を向いているとパドルは船体軸と平行に回転する。これによって船体は上空に移動しようとするが回転力は発生しない(上の動画)



この動画では体幹がやや左を向いているおかげで少しだけだがロールしている(しかし体幹の左への回旋が不十分で、かつ左脇が開きすぎているために右パドルが深く沈んでいる)。

船体に回転力を発生させるためにはパドルを水面方向にスイープさせる必要がある。これが絶対条件だ。そのためには
  1. セットポジションから脇を締めつつ両腕を伸ばし(これで左パドルが船体に当たらない)
  2. 体幹を可能な限り前屈かつ左に回旋し(最低45度)
  3. 左肘を後ろに引きつつ体幹の回旋を維持しながら上体を起こしながら顔は右を見る
まだこの仮説が正しいかどうかわからないが肉離れでロール練習に行けなくなった休養期間のおかげでヒントを掴んだ気がする。
(2024/9/1)