スウェーデンのPoint65からマーキュリーの改訂版のメスカルという三分割カヤックが発売された。その動画を夕べ見ていたらスカーリングがすごく上手い(1分50秒からを見てほしい)。船体がグングン岸に近づいていくではないか。ブレードの軌跡が確かに8の字になっているし手首の返しもとても参考になる。これを何度も見てイメージトレーニングしようと思う。
2024/11/29
2024年11月29日金曜日
スカーリングの上手いひと
2024年11月28日木曜日
スプレースカート問題
以前の記事(リンク)でロールが成功するきっかけになったのが着座位置を前方に移動して両膝をコクピット内でガッチリ固定できたからだと述べたが、それによってスプレースカートの後端をコーミングリップにはめるのにすごく難渋することになった。腕が届きづらいこともあるがとにかく僕が購入したSEALS spray skirt coastal tour 2.2(リンク)はゴムベルトがきつい。それで以前に上の写真のように最長の位置で括り直したがダメ。
そこでゴムの断端にタコ糸を結びつけて
両者を結んだ。
これでゴムがゴム通し穴に引っ張られていってもOK。
実際にコクピット内でスカートを装着してみたが後端を楽に引っ掛けることができて、かつゆるすぎずとてもいい塩梅になった。
2024/11/28
2024年11月27日水曜日
スカーリング練習
スカーリングとリーンのおさらいをしようと思ってPAKAYAKを車に積んで知明湖の出合なぎさ公園へ。ところが水位が上がりすぎてスロープの下辺にまで芥混じりの水が。そこではショベルカーで芥取りをしている。こりゃダメだと思って一庫大路次川上流の漁協へ。ここもダメだろうと諦め気分でスロープを降りてみたら芥はなくスロープの下辺に水が満ちている。おまけに誰もいない。
さっそくご機嫌な気分でPAKAYAKを組み立てて出航。リーンで転覆するリスクも勘定に入れてコクピットをスプレースカートで覆って出航したがどうも落ち着かない。いつもならシートバックが背中を押し付けてくるのにそれがない。それは楽には違いないがやっぱり変だ。
それで龍化隧道をくぐったところにあるスロープに着岸し船から降りてスカートを外してみたらシートバックを前方に牽引するストラップをカチッと接続していなかった。なーんだ、そうかーとひとり笑う。接続して船に乗り込む。この状態だとやはりスカートの後ろをコーミングリップに引っ掛けるのにすごく難渋する。これはいずれなんとかしなければなるまい(翌日解決)。それで漕ぎ出したらすごく落ち着いてパドルを漕ぐことができた。
11時に終了して帰宅。今日取ったInsta360 GO3の動画をInsta360 Studioで編集。やり方がなかなかわからなかったがYouTubeを参考にしたらできた。前回ダメだったのは前のバージョンではカット編集ができない仕様だったからと判明。
2024/11/27
2024年11月21日木曜日
リーン練習
今日は千丈寺湖で高野先生にリーンを教わる予定で転覆予防にウエットスーツを着ていこうと思っているが寒いのは嫌だな。去年は12月までカヤックを乗っていたがどうして平気だったのだろう。
9時50分にダックに到着。室内でストーブに当たりながらリーンの話をしていたら高野さんがリーンの達人が今日は来ていると言って岡本さんという40歳代後半?の男性を紹介された。
さっそく練習開始。艇はRX300というポロ競技用カヤック。右にリーンするなら左膝、左にリーンするなら右膝でしっかりコクピット裏を掴むこと。スプレースカートの縁に水位が来るまで傾けられたら合格。リーンしながらスターンラダーすると転覆しそうになる。
スカーリングによる平行移動も習った。リーンしながらスカーリング。これが出来るようになったら艇を90度まで傾けることが出来ると言って岡本さんが実演して見せてくれた。パドルを八の字で動かす要領がなかなか掴めなくて苦戦。左で8の字なら右手背をオデコの位置で。岡本さんはこのとき右手はほとんど添えるだけでシャフトは握っていないという。
終了してウェットスーツを脱ぐのに苦労した。
ウェットスーツ(その下にTシャツ)を着ているとそんなに寒くないし練習の終わりごろはちょっと暑いくらいだった。今年もう一回くらいダックで今日の練習のおさらいをしておきたい。
2024/11/21
2024年11月13日水曜日
チャインを使ってエッジング
いい天気。久しぶりにカヤックに乗ろうかと思って一庫ダムの水位を見たら127Mから140Mまで突然13Mも水位が上昇している。これならひょっとすると龍化隧道をカヤックでくぐれるかもしれない(前回は5月29日)。それで一庫大路次川上流のいつもの出庫場所へ行ってみたら確かに水位は随分上がってスロープの曲がる前の上まで水位が来ていたが作業員の男性二人がいてスロープの降り口がロープと芥で囲われている。やむなく出合なぎさ公園へ。でもここは水位がちょうどよくて漁協へ下るスロープに水面があるのでとても出庫しやすいことに驚いた。出庫して20~30メートルほど沖に出たら湾を閉鎖するような芥があったが難なくカヤックで通り抜けることができた。一庫大路次川を北上。すごい北風の向かい風で漕ぐのが大変だった。ようやく龍化隧道にたどり着いたらおあつらえ向きの水位で、くぐって戻ってを動画に撮ることが出来た(リンク)。
一庫大路次川の下りでは強い追い風なのだが斜め後ろからの風でカヤックが風上方向を向いてしまい補正するのに苦労した。が、上に貼り付けた動画を思い出して体重を前後に移動しチャインを使ってエッジングで進行方向を変えるというのをやってみたら少し出来た。これが今日の一番の収穫だ。ただPAKAYAKはフラットハルで一次安定性は高いぶんカヤックの傾きを復元する力が強すぎてエッジングを維持するのが難しい。
2024/11/13
2024年11月6日水曜日
カヤックの速度
こちらのサイト(リンク)によればツーリングカヤックの最大移動スピードは艇の喫水線の長さの平方根に比例するとのこと(*)。
速度(ノット)=1.34×ルート(艇の喫水線長(フィート))
ノットをkm/h、フィートをメートルに変換して式を書き直すと
速度(km/h)=4.6×ルート(艇の喫水線長(メートル))
仮にいま喫水線長のかわりに艇の全長で計算すると
ウォーターフィールドカヤックスのExpedition HAYATE(5.45m)の最大速度は
10.74km/h
ウォーターフィールドカヤックスのバランスタッチ(5.05m)の最大速度は
10.3km/h
ウォーターフィールドカヤックスのシメスタ500(5m)の最大速度は
10.28km/h
ウォーターフィールドカヤックスの不知火2(4.95m)の最大速度は
10.23km/h
ちなみに
PAKAYAK(4.32m)は同じように計算すると9.56km/hでTucktec(10ft)は8km/h
喫水線長は全長より短いので計算結果はやや大きめの数字だが、仮に喫水線長が全長より50cm短ければハヤテとバランスタッチの最大速度はそれぞれ10.2km/hと9.8km/hで0.5kmほど小さい値になる。
また上述のサイトにも書かれているがこれは理論値であり実際には最大移動スピードの1/2もしくは2/3ほどのスピードでしか漕ぐことはできない。
(*)→この計算式には艇の幅や重量やチャインの形状などが加味されていないのであくまで概算です。ただ長さが長いほど艇速は速いという程度しか知らなかったのが艇速は艇長の平方根に比例する、ということは艇長の違いは思ったほど大きく艇速に反映されないのだなと。
2024/11/06
2024年11月5日火曜日
初めてのシーカヤック
和歌山県湯浅のアイランドストリームのワンデイツーリングに参加した。
メンバーは河内長野のTさんと十三のT御夫婦。コーチはキブ氏。
今回この企画に参加するにあたってオーナーの平田氏にバランスタッチを使わせてもらった。乗ってみて感じたのはバランスタッチはとてもよかった。波が立たずにスーッと水を切る感じ、スピードもPAKAYAKよりも数段速く感じる。横波が怖かったがバランスタッチが「オレに任せておけ」と言っている気がした。
これはまだ妻には伝えていないがバランスタッチを購入して艇をアイランドストリームの艇庫に預けておくことを考えている。
更に今日学んだこと。
酔いそうになったら波を見ずに遠くを見ること、波はお尻で感じること。ゆっくり漕ぐとふらつくがしっかり漕ぐとふらつかないこと。これは以前高野さんが言っていたことだ。これは要するにしっかり漕ぐとパドルがつっかい棒になるということだ。帰宅後今日の漕いだ距離をgoogle mapで計ったら12.6kmだった。家に帰ってからもまだお尻が波に揺られているように感じた。
2024/11/05