2024年7月12日金曜日

グラヴィティのロール教習ビデオ



後藤めぐみさんの動画が僕のロールの問題点をかなり明確にしてくれたので彼女のブレイスロールの説明を動画からの文字起こし(抜粋)で記載させていただきます。

・セット
ブレードが水面より上にあると動かし始めたときに手応えを作り出しやすい。
上半身を斜め左前方へ倒し出来るだけデッキに近づけます。デッキの方に倒れているほど腰を返せる部分が多くなります。そうするとまたブレードを水面から出しやすくなります。セットの時デッキから身体が離れていると、腰を返せる部分が少なくなります。

・腰の返し
ロールは下半身から起こし、ブレードで作った浮力で補助しながら上半身が上がるのを助けていきます。下半身から先に水面へ返していくと重心が低い状態が保たれて起き上がりこぼしのようにスムーズに上がれます。
上半身と下半身を同時に上げようとすると重心が高くなるのでブレードが作る浮力ではまかないきれず途中から沈んでしまいます。出来るだけ肩の力を抜いて腰の回転や腰を引き寄せる動作で艇を起こすように心がけましょう。
漕ぐイメージを持つと、腕だけが独立して動いてしまい、腰回りの動作がしづらくなります。セットの形を崩さないように上半身を一体にして動かすようにしましょう。
前半の腰を返すイメージは上半身と下半身を別々の方向へ向かってひねっていく感じです。

・上半身の動き
上半身と腕を一体にして腰のひねりを使って動かしていくと艇が起きやすくなります。上半身から腕が離れて別々の方向へ動いてしまうと腰のひねりが出来ないばかりではなくブレードで抵抗が上手く作れなかったりブレードの動く軌跡が短かったりするので上半身を起こすきっかけも作りにくくなってしまいます。
それと、手首の動かし方ですが、ブレードが腰の真横に来たらブレードのおもて面が自分の方に向くように右手首を返します。(こんな風に、といいながら右手首を反屈)
後半はドローストロークと同じ要領です。この手応えを使って引き寄せながら右側の腰を上に引き上げます。

・フィニッシュ
さて、上がってもこのように身体が反っていると失敗したときに川底に顔が向く方向で沈するので怪我をしやすくなります。それに、身体が後ろに反った時点から腰の返しが出来なくなるので疲れたときにとらえ(?)のきかないロールになりやすいのです。上がったとしてもすぐにこぎ出せないのでブレードが上がっている間不安定な状態になります。






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