2025年12月12日金曜日

ローブレイスでリカバリー

 


昨日の練習風景から。
おとといの夜寝ながら考えていたのは今僕は失敗するたびに沈脱を繰り返しているがこれはかなり体力の消耗が激しい。失敗したらローブレイスでリカバーすればよいのではないか。
ところが昨日チュイリックを着てストームロールをやってみたらあっさり成功。
もうそれならローブレによるリカバーはいらないんじゃないかと思ったがせっかくだからやってみようということで撮ったのが上の動画。
まずローブレだけやったら成功。でも完沈状態からはリカバー出来なかった。

これが成功したとき↑

これが失敗したとき↑

成功したときの画像を見ると船体が50度くらいに起き上がっていてシャフトが立っている。
失敗した時の画像では船体は30度くらいに寝ていてシャフトも寝ている。

これを模式図で書くとAが成功したときでBが失敗したとき。
Aをスタート時点の姿形にするには身体と首をもっと背屈させシャフトが鼻にひっつくぐらい顔に寄せて、かつ左右に漕いで(これはつまりスカリングブレイスなのだが)、そこから漕ぎ下げればいい。
えーと、つまり今回僕はただ中途半端なローブレイスで起き上がろうとしていただけということか。ははは。

2025/12/12


2025年12月11日木曜日

ストームロールほぼ完成か

 



曇天であまり気乗りがしなかったが行ってきた。8時すぎに出発。道中はカセットプレーヤーで聖子ちゃんを聞きながら。
9時スタート。いざ!と思ったが動画撮影用のインスタのスタンドを忘れてきたことに気が付いて気分は一気にだだ下がり。仕方がない。iPhoneを鉄骨ステージに立てかけてAppleWatch Ultra2のモニターを見ながら撮影の指示を出すことに。
今日は初めてチュイリックを着た。リップに引っ掛けるのにもっと難渋するかと思ったがそうでもなかった。漕ぎ出して、まずは久しぶりにスカリングブレイス。成功。
ん?なんかチュイリックがいい感じ。起き上がりが軽い!続いてストームロールをやってみたがこれも簡単に上がる。まあ、ヒップローテーションを意識したからかもしれないがやっぱりチュイリックの浮力と腰の回転のしやすさが影響しているようだ。気を良くしてストームロールを繰り返し。
次に沈脱しなくてもいいように完沈状態からスカリングブレイスをやってみたがダメだった。一旦頭を沈めてから頭を起こし、続いて頭を沈めてシャフトを漕ぎ下げるという順序が大事だったのかもしれない。完沈からストームロールで起き上がった。こんなに簡単に起き上がれるならもう沈脱のことを考えなくてもいいかも。休憩してiPhoneを見たらうまく撮れている。災い転じて福となすか。これは嬉しい誤算だった。
次に再びストームロールを何度かやったら途中から上がれなくなった。iPhoneで確認したら僕のストームロールはステップ3に近くておまけに失敗したときは漕ぐ距離が短かった。それで再度ストームロール。今度は初めから水面を漕ぐようにしたらうまくいった。
10時に終了。今日はチュイリックのありがたみをすごく感じた。おまけにドライスーツだけよりも格段に暖かい。チュイリック万歳だ。

2025/12/11


2025年12月9日火曜日

ヘッドアップ問題は改善しつつあり

 



午前9時半から風速8メートルの予報なので7時半に出発。8時半から自主練を開始した。しかしストームロール全く上がれず。何度繰り返しても同じ。なにかおかしい。だいぶ考えてフットブレイスを手前に移動することにした。手前に移動するのにすごく手間取った。足が吊りそうになった。サーフシューズを脱いでやってみた。結局手前に移動できなかったのは右足でレバーを引いて手前に移動したあと左足で押さえると右足がレバーを引いたままになっているのでロックできなかったからだとだいぶあとになって気が付いた。ようやく2コマ手前に移動したあと再度ストームロールに挑戦したら今度は出来た(No.5とNo.6)。しかしその後も失敗が続く(前屈不足?)。まあ少なくとも懸案のヘッドアップ問題は改善しつつある。疲れたので午前10時に今日の自主練終了。
それと今日初めてInsta360 Ace Pro2を使ってみたのだがGPSリモコンとの連携がどうもうまくいかない。これはX4のときも経験しているがロールのあとで通信が途絶えてしまうのだ。あ、そうか、ひょっとすると水の中ではbluetoothが切れるのかもしれない。そのことにようやく気が付いた。Copilotに聴いてみたら「Bluetoothは2.4GHz帯の電波を使っています。この周波数は空気中では数メートル〜数十メートル届きますが、水中では非常に減衰が大きく、数センチ程度しか届きません。カヤックでロールして水中に入ると、カメラとGPSリモコンの間のBluetoothリンクはほぼ確実に切断されます。水面に戻れば再接続されるはずです」とのこと。ということはロールをするときはGPSリモコンは役立たずということだ。残念だが仕方がない。

2025/12/9


2025年12月7日日曜日

腰の回転



Paulo Ouelletさんのストームロール動画(※)を見ていてようやく気が付いた。僕のストームロールのフィニッシュでヘッドアップしてしまうのは、問題は頭や肩よりももっと下、腰が回転していないせいだ。レッグドライブももちろん大切だけどポイントはHip Rotation。完沈状態(上図左)から右の腰を後ろに引いて腰を回転させる。そうすれば自ずと上体も回転する。

※:Rough Water DominationのなかのDoing The Storm Roll

2025/12/7



2025年12月6日土曜日

ヘッドアップする癖

 


朝8時前に出発。8時半頃から練習を始めた。最初塩島パドルで始めたが次にIPIKにフロート代わりのバスマットを付けてやってみた。たいして感触が良くなかったのでバスマットを外してIPIKだけでやったらいい感じ。沈脱ごとに土手にバスマットを敷いてその上に座って休憩し心拍数が100を切ってから再開を繰り返した。あれこれ頭で考えるより練習・練習・練習。
16回トライして8回成功。成功した回も2~3を除いて全てヘッドアップしている。ストームロールの確度を上げるためにはヘッドアップする癖を治さなければ。

2025/12/6


2025年12月5日金曜日

ストームロールの行程を整理する

 



先日のストームロール↑の動作をまとめると

  1. 完沈したら両腕を空に向かって突き出す
  2. シャフトを右40度回転
  3. 右手でシャフトを前方に延長
  4. 左肘で肘鉄砲を食らわせるように肩を回す

の4行程だが、セットの段階でシャフトがチャインに近づくくらい両腕を伸ばしていれば完沈後は1を省いて2,3,4を連続かつスムーズに行えるのではないか。
さらに2と3を一動作にすれば

  1. シャフトを右回転しつつ前方に延長
  2. 左肘で肘鉄砲を食らわせるように肩を回す

の2行程になる。

潜水状態になるととかく脳があたふたして行程をスキップして失敗する(動画のNo.6)。
行程を整理してシンプルにすることが大切だ。

2025/12/5


2025年12月3日水曜日

カナックのハッチとフットペダル

 


日記なのでどうでもいいことも書いておく。
昨日の自分のストームロールの動画をみているとハッチから水が出入りしているように見えた。カナック512SSを買ってからほとんどハッチを開けていないし、ひょっとしてハッチから水がだいぶ入っているのではないかと気になった。そこでカナックのハッチを開けてみたら僅かに水はあるがこれは結露によるものかもしれない。カナックのハッチはPAKAYAKと違ってとてもしっかりしているので水の侵入の心配はなさそうだ。

ハッチの中を覗き込むとコックピットとの境に光が見える。あ、ひょっとしてここはコックピットといきいき?で、コックピット側からみたらちゃんと接着剤で封鎖されている。単に光が透けて見えただけだった。



そのあと中に乗り込んでフットペダルの位置を再確認。なんとなく右のペダルが近いような気がする。それでiPhoneで写真を撮ってみた。


右のフットブレイスと左のフットブレイス














左のペダルの位置と右のペダルの位置

するとむしろ左が一コマ手前で、かつペダル固定バーが右よりも隔壁から1コマ分手前だった。ということは左のペダルは右よりも2コマ分手前ということだ。びっくり。とりあえず左のペダルを1コマ奥に移動。すると不思議なものでなんだか足の収まりが良くなった気がする。思ったより足の感覚はいいかげんという話。

2025/12/3







2025年12月2日火曜日

ストームロール初成功


 ストームロール。今日は最初にパドルフロートで練習後エアーをだんだん減らしていき、最後にダーティーハリーにあやかって「Make my day.」と呟きながらフロート無しでチャレンジしたらなんとか成功。やれやれ。長かった。

そうそう、今日やったことのおさらい。
完沈したら両腕を空に向かって突き出して、シャフトを右40度回転しつつ右手でシャフトを(沈まないように気を付けながら)前方に延長し、左肘で肘鉄砲を食らわせるように肩を回し頭を右下に向けてパドルを漕ぎ降ろす。
肘鉄砲をくらわすことを意識することでシャフトが艇に密着し肩が回転する。


肘鉄砲を食らわせるイメージを掴んだのがこの動画↓



2025/12/2